1. トップ
  2. 「油桃」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「油桃」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.7.24
undefined

「桃」はおなじみのフルーツですが、今回はちょっと変わり種! 「油桃」をご紹介します。

「ゆとう」とも読みますが、ほかにも読み方があるんですよ。字面からは想像するのは少し難しく、読み仮名は5文字となっています。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「油桃」の読み方!

それでは、早速「油桃」の読み方を発表します。

「あぶらもも」と読みたくなりますが、残念ながら不正解! 「桃」は「もも」と読むため、鍵になるのは「油」をなんと読むかです。「あぶら」とはかけ離れた読み方をしています。

それでは、ここでヒント! 「油桃」は「椿桃」と書くこともできます。

それでは、正解を発表!

正解は「つばいもも」でした。

「油桃」について

「つばいもも」だなんて、なんだか不思議な名前ですよね。ちなみに「づばいもも」とも読みますよ。

ただ、読み方を聞いても「どんな果物なんだろう…?」と困惑されている方もいらっしゃるかもしれません。でも、きっとみなさんも食べたことがあるはずですよ!

〘名〙 (「づばいもも」とも) モモの変種。中国西域原産で古くから日本やヨーロッパに伝わった。一般に果実は無毛でモモよりやや小さく黄赤色を帯びる。果肉は黄色で核の周囲は紅紫色。核は離れやすい。七~九月に成熟し生食する。在来品種は消滅したが、近年ヨーロッパ系品種が渡来し植栽されている。つばきもも。つばいぼう。ネクタリン。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう! 「油桃」はネクタリンのことなんです。この時期に旬を迎えるため、スーパーや八百屋さんで見かける機会も多いかもしれませんね。

ちなみに、みなさんは「桃」が何科の植物かご存知でしょうか。

…実は「桃」は「モモ科」ではなく「バラ科」の植物なんです! 綺麗な花を咲かせる「薔薇」と「桃」が同じ分類に属するなんて、なんだか意外ですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「油桃」は「ゆとう」「つばいもも」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!