家でゆっくり飲みたいけれど、お店のおいしい料理で一杯やるのも捨てがたい…なんて悩みを抱いたことのある方も多いと思います。
そこで今回ご紹介するのは、そのような方にぴったりな“家飲みをグレードアップしてくれる調理家電”です。
この家電を製造したメーカーは「サンコー」。大ヒットした「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」など、“バズる家電”を連発する、いまもっとも注目の家電メーカーの1つです。
これさえあれば、毎日の晩酌がよりいっそう待ち遠しくなってしまうかもしれませんよ!
サンコーの「おひとりさま用焼き鳥メーカー」
こちらが、今回ご紹介するサンコーの「おひとりさま用焼き鳥メーカー」(税込8,480円)。お酒のおつまみとしても人気の高い焼き鳥を、手軽に作れる調理家電です。
ただおいしい焼き鳥を作れるだけでなく、こちらは“無煙”なので匂いの心配がなく、しかも“自動回転&タイマー式”のため、セットしたら放っておくだけでOK。あるとうれしい機能がしっかり備わっています。
箱の中には本体、ガラスカバー、串3本、串ホルダー3個、オイルキャッチャー、取扱説明書が入っていました。焼き鳥というよりは、なんだかケバブを作るマシンのようですね。
なお、製品仕様は下記の通りとなっています。
サイズ:幅150×高さ298×奥行115(mm)
重量:約1770g
電源:AC100V 50/60Hz
定格消費電力:450W
タイマー:0~30分
注意事項(下記)
・ 内容品に記載している以外の物は付属しません
・付属の取り扱い説明書をよくお読みいただき、ご使用の際には十分にお気をつけてご使用ください
調理の準備
市販されている焼き鳥も調理可能ですが、今回は材料を購入し自分で作ってみることにしました。
なお、食材のサイズが大きいと上手く回転しないため、幅約3cm程度が目安とのこと。また、本体にセットするスペースを確保するために、持ち手側はギリギリまで食材をささず、ある程度ゆとりを持たせておくのがおすすめです。
無事に食材をさしこめたら、串ホルダーに串をしっかり奥までまっすぐさします。曲がってしまうと、上手く回転しなくなる可能性があるためご注意を。
なんだか楽しくなってくる…!
準備ができたら、本体にオイルスクリーンと食材をセットし、ガラス扉を閉めて調理スタート!
電源プラグをコンセントにさしこんで、タイマーをお好みの時間まで回転させます。
すると、電熱線が赤く点灯し、食材がゆっくりくるくる回り始めました。
ある程度時間が経過すると、鶏肉が焼けるなんともこうばしいいい香りが…! なんだか楽しくなってきて、仕事中にもかかわらず「この光景を眺めながら一杯やりたい…!」なんて思ってしまいました。
完成した焼き鳥がこちら! これは見ているだけでよだれが出てきてしまいますね…。
ただ、場合によっては調理に少し時間がかかってしまうかもしれません。今回は、この状態まで焼けるのに、だいたい30分程度かかりました。
そのため、個人的にはあらかじめ3本焼いておき、そちらをつまみに追加が焼けるのを待つのがおすすめです。もちろん加熱済みのものを用意すれば、より短時間で食べることができるはずですよ。
完成した焼き鳥の味はもちろん最高! なんだかいつもよりおいしく感じるのは、自分で作ったという特別感が影響しているのかもしれません。
今回は塩味の焼き鳥にしましたが、タレをつけてみたり、野菜や魚など別の食材を焼いてみるのもよさそうです。
※焼き鳥の赤い部分は部位の特性によるものであり、火は十分に通っています。
【メーカー取材!】商品が考案されたきっかけは?
——「おひとりさま用焼き鳥メーカー」が考案されたきっかけはなんでしょうか?
サンコー広報 えき晋介さん:10本タイプの焼き鳥メーカー2では本数が多く、もうすこしコンパクトなサイズがあったら良い。という思いがあり、ひとりで楽しめる3本タイプを開発しました。
——たしかに。私も実際に使ってみましたが、「ひとり用なら3本くらいがちょうどいいかもしれない…」と思いました。食べている間に追加で焼きたての焼き鳥ができますし、それを眺めながら飲むのも優雅で楽しそうです(笑)
ちなみに、商品を考案した当初の社内の反応はいかがでしたか?
同:これは良い、という反応でした。
商品開発時に苦労したことや工夫したことは?
——本商品も考案時から社内でも好評だったようですが、開発時に苦労したことや工夫したことはありますか?
同:焼き鳥を楽しんだ後の後片付けをもっと手軽にという思いから、上から焼き鳥を吊り下げる構造にするのが苦労しました。
——網やホットプレートで焼くと、どうしても焦げがこびりついてしまったり、後片付けも大変になってしまいますよね。でも、こちらはオイルスクリーンに油がたまりますし、焦げつきもほぼなく本当にラクでした。
発売後の反響と今後の展開は?
——「おひとりさま用焼き鳥メーカー」は「ラーメン好き」の方々をターゲットにしていたそうですが、発売後の反響はいかがでしたか?
同:ひとりでお酒を飲みながら焼き鳥が食べられると好評で順調に売れている状況です。
——私も家で晩酌するのが好きなので、好評の理由がわかる気がします(笑)
ちなみに、おひとり様シリーズは今後も拡充していくのでしょうか?
同:サンコーのおひとり様家電はどれも好調なため、今後も増やしていく考えです。
筆者:松本陸杜/ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。