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「地銭」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.17
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「地銭」です。

「え、これが難読漢字って本当…?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに「地銭」は「じぜに」と簡単に読むことができますが、実はほかにも意外な読み方があるんですよ。

さて、それはいったいなんでしょうか?

「地銭」の読み方!

それでは、「地銭」の読み方を発表します。

実は、この言葉には3つの読み方があるんです。そのうち「じぜに」ともう1つは、比較的簡単に読むことができますよ。「地」と「銭」、それぞれの基本的な読み方を組み合わせてみてください!

しかし、残る1つはかなりの難問…。ノーヒントで正解にたどり着ける方はほとんどいないかもしれません。

それでは、ここでヒント!

この読み方をする場合、「地銭」は「銭苔」と書くこともできます。そして、読み仮名は4文字です。

…もうわかりましたよね?

そう、正解は「ちせん」「ぜにごけ」でした!

「地銭」について

「地」は「地面(じめん)」や「地下(ちか)」、「銭」は「金銭(きんせん)」や「銭(ぜに)」と読むため、「じぜに」と「ちせん」は簡単に読めたかもしれません。

しかし「ぜにごけ」は、「地銭」とあるのに「ぜに」が先に来ています。「なんでひっくり返っているの…?」と、正解を聞いても戸惑っている方もいらっしゃるかもしれません。

なお、「じぜに」は「 平安朝末期から日本に移入された中国銭や朝鮮銭などを模して、わが国で鋳造した銭貨のこと」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)、「ちせん」は「地代」(出典:『普及版 字通』平凡社)を意味します。

そして、「銭苔」という別表記があるように、「ぜにごけ」は「苔類ゼニゴケ科のこけ」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)です。混同してしまわないように、しっかり覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「地銭」は「じぜに」のほかに「ちせん」「ぜにごけ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!