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「白灯蛾」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.12
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「白灯蛾」です。

字面からもわかるように、こちらはこの時期に見ることの多い虫である「蛾(が)」の仲間になります。しかし、実は読み仮名に「が」は含まれていないんです。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「白灯蛾」の読み方!

それでは、早速「白灯蛾」の読み方を発表します。

字面から「はくとうが」「しろとうが」と読まれた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、残念ながら不正解! 先述したように、読み仮名に「が」は含まれていませんよ。

読み仮名は5文字で、「しろ○○○」と読みます。「白」は「しろ」と簡単ですが、残る3文字を当てるのは、ちょっと難しいかもしれません…。

それでは、ここでヒント!

「白灯蛾」は「灯蛾」の仲間です。そして、こちらは「火取蛾」と書くことができます。

…これでわかった方も多いのではないでしょうか?

そう、正解は「しろひとり」でした!

「白灯蛾」について

ヒントで出した「灯蛾」、そして「火取蛾」の読み方は「ひとりが」です。後者は簡単に読むことができたと思います。

それでは、「白灯蛾(しろひとり)」とはどのような昆虫なのでしょうか?

〘名〙 ヒトリガ科のガ。はねの開張約六センチメートル。全身白色で腹部側面に赤い斑紋がある。夏、発生し灯火にも飛来する。幼虫はイタドリ、タンポポなど多くの雑草を食べる。黒地に黒毛の生えた老熟幼虫が路上を歩く姿をよく見かける。日本各地のほか、シベリア、朝鮮、中国に分布。近縁種に有害なアメリカシロヒトリ、クワゴマダラヒトリなどがある。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「白灯蛾」という名前の通り、身体も羽も全身真っ白なんだそう! 初めて見る方はびっくりしてしまうかもしれません。

一方で、幼虫の体色は黒いそうですよ。成長するに従って、それほどまでに色が変わるなんて…ちょっと驚きですよね。ちなみに、「クマケムシ」という俗称があるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「白灯蛾」は「しろひとり」と読みます。

ぜひ、この機会に「白灯蛾」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!