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「木椎」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.25
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「木椎」です。

一見簡単に読めそうですが、実はかなり変わった読み方をするんですよ。

読み仮名は4文字です。さて、いったいなんと読むのでしょうか…?

「木椎」の読み方!

それでは、さっそく「木椎」の読み方を発表します。

「椎」は「推理(すいり)」や「推量(すいりょう)」に含まれる「推」に似ていますね。

ノーヒントでわかる方は、おそらくかなり漢字に詳しいことでしょう…! それぐらい、字面からは想像できないような読み方をするんです。

それでは、ここでヒント! 「木椎」には「才槌」という別表記があります。こちらなら、多くの方が読めるのではないでしょうか…?

それでは、正解を発表します。

正解は「さいづち」でした!

「木椎」について

「才」は「一才(いっさい)」や「才能(さいのう)」、「槌」は「木槌(きづち)」や「金槌(かなづち)」に使われますよね。「才槌」を「さいづち」と読むことは簡単にできたと思います。

さて、それではこの言葉は、どのような意味を持っているのでしょうか?

〘名〙
① 小形の木の槌(つち)。
② 「さいづちあたま(才槌頭)」の略。
③ (才槌の頭が重いところから) 他人に頭のあがらない者のたとえ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

ちなみに、「才槌頭」というのは木づちの形に似ていて、額と後頭部が突き出ている頭のことを意味するんだそう。この言葉から派生して③の意味でも使われるようですね。

ちなみに「木椎」は「ぼくつい」とも読むんだそう。こちらも「さいづち」を表すそうですよ。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「木椎」は「さいづち」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!