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「巨頭鯨」はなんと読む? 読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.10
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今回ご紹介する難読漢字は「巨頭鯨」です。

「巨大な頭の鯨(くじら)…?」と、不思議な見た目の生き物を思い浮かべている方もいらっしゃるかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「巨頭鯨」の読み方!

それでは「巨頭鯨」の読み方を発表します。

読み仮名は7文字で、「鯨」は「くじら」と読みます。つまり、ポイントは「巨頭」の読み方にあるんです! ちなみに「五島鯨」とも書きますよ。

はたして、気になるその読み方は…?

「ごんどうくじら」でした!

「巨頭鯨」について

「頭」は「一頭(いっとう)」や「頭目(とうもく)」などと読みますが、「巨頭鯨」を「ごんどうくじら」と読むなんて、なかなか思いつけなかったと思います。

さて、それでは「巨頭鯨」とはどのような生き物なのでしょうか?

〘名〙 (「ごんどう」は「ごとう(五島)」の変化したものか)
① ゴンドウクジラ科(あるいはマイルカ科)ゴンドウクジラ属のうち、とくにコビレゴンドウのこと。温帯~熱帯の海に広く分布し、海域により地方型が多い。日本の沿岸では、伊豆以南の黒潮域で追い込み漁で捕獲されるマゴンドウ(別名ナイサゴトウ)と、北海道から三陸沖に分布するタッパナガ(別名シオゴトウ)の二型が見られる。(後略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「巨頭鯨」と書きますが、「鯨」の仲間の中では小型の部類なんだそう。

地球上最大の生物ともされる「白長須鯨(しろながすくじら)」が体長30mを超える個体もいるのに対し、たとえば「体長はマゴンドウが雄六・五メートル、雌四・七メートル、タッパナガは雄四・七メートル、雌三・七メートル」なんだとか(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

また、「巨頭鯨」には「巨頭海豚(ごんどういるか)」や「入道海豚(にゅうどういるか)」という異名もあるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「巨頭鯨」は「ごんどうくじら」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!