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「急焼」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.11
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「急焼」です。

「急に焼く…?」と、なんだか慌ただしい光景を想像された方もいらっしゃるかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「急焼」の読み方!

それでは、早速「急焼」の読み方を発表します。

読み方は2つあり、それぞれ読み仮名は4文字、5文字となっています。前者は「○○○○」、後者は「○○○○う」と読み、空欄に入る文字はどちらも同じですよ。

特に「急」をなんと読むかが難しいかもしれません…!

それでは、正解を発表します。

正解は「きびしょ」「きびしょう」でした!

「急焼」について

「焼」は「燃焼(ねんしょう)」や「焼香(しょうこう)」などで「しょう」と読みますが、「急」を「きび」と読むことはまずありませんよね。今回も、なかなか難易度の高いクイズだったかもしれません。

さて、それでは「急焼(きびしょ・きびしょう)」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 (「急焼」の唐宋音「きゅうしゃ」の変化した語)
① 取っ手のついた、小型のどびん。きびしょう。きびす。きゅうす。
② 夫婦に連れられた男の子。男児。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう! 実は「急焼」は「きゅうす」のことなんです。「きゅうす」は「急須」と書きますが、実はこちらも「きびしょ」と読むことができますよ。

なお、「急焼」は「常滑(とこなめ)焼(愛知)、相川(あいかわ)焼(新潟)、万古(ばんこ)焼(三重)、清水(きよみず)焼(京都)などが有名」とのこと(出典:『日本大百科全書』/小学館)。

もし身近にお茶好きの方がいらっしゃるなら、プレゼントに差し上げてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「急焼」は「きびしょ」「きびしょう」と読みます。

ちょっと変わった読み方ですが、この機会にぜひ覚えてくださいね!