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「満天星」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.16
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夜空に輝く「満天の星」を眺めていると、ついつい時間が経つのも忘れてしまいますよね。

…さて、ここで問題です! みなさんは「満天の星」…ではなく「満天星」の読み方を知っていますか? 実は、この言葉には様々な読み方があるんですよ。

どれか1つでもいいので、ぜひ当ててみてください!

「満天星」の読み方!

それでは、早速「満天星」の読み方を発表します。

まず、こちらは「まんてんせい」と読みますよ。また、辞書には記載はありませんでしたが、調べてみるとお店や曲の名前で「まんてんぼし」という読み方も確認できました。

さて、ほかにあと2つ、全く異なる読み方があります。それぞれ「満天星」のほかに「灯台」「灯台躑躅」と書くことができますよ。なお「灯台」の読み方はどちらも同じです。

…それでは、残り2つの読み方を発表します。

それは「どうだん」「どうだんつつじ」です!

「満天星」について

「まんてんせい」と読むことはわかっても、「どうだん」「どうだんつつじ」にたどり着けた方はなかなかいなかったかもしれません。読むことができた方は、本当にスゴいと思います!

なお「どうだん」は「どうだんつつじ」の略称です。ちなみに、「どうだん」は「灯台(とうだい)」が変化してできたそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

「どうして灯台…?」と、不思議に思われた方も多いかもしれませんね。これは「放射状に出る枝の状態が、昔夜間の明かりに用いた結び灯台の脚に似ることから」名付けられたそうです(出典:『日本大百科全書』/小学館)。昔の人の発想力には、しばしば感心させられてしまいますね…!

なお、「まんてんせい」と読む場合は、「灯台躑躅」のほかに「白丁花(はくちょうげ)」の慣用漢名も指すそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「満天星」は「まんてんせい」「どうだん」「どうだんつつじ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!