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「土当帰」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.11
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「土当帰」です。

いずれも簡単な漢字の組み合わせなのです。しかし、こう3字並べてみると「読み方がわからない…」と困惑された方もいらっしゃるかもしれません。しかし、こちらはある植物を表すれっきとした言葉なんですよ。

さて、いったいなんと読むのかわかりますか?

「土当帰」の読み方!

この「土当帰」の読み仮名は3文字です。予想以上に少なかったと思った方もいらっしゃるかもしれません。

このままではさすがに難しいかもしれません。そこで! 正解にたどり着くための、大きなヒントをお伝えします。

実は「土当帰」は「野竹」と書くこともできるんです。変にひねらずに、「野竹」を字面のままストレートに読んでみてください! ちなみに、2文字目は濁音が付きますよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「のだけ」でした!

「土当帰」について

「土当帰」と書いて「のだけ」と読むなんて、想像にもしていなかった方がほとんどかもしれません。ヒントを見る前に、正解にたどり着けた方は本当にスゴいです…!

さて、それでは「土当帰」とはどのような植物なのでしょうか?

セリ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、基部は茎を抱く。秋、紫黒色の多数の小花を密につける。根を漢方で解熱・鎮痛・去痰薬に用いる。のぜり。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

別表記に「竹」が含まれていますが、「その仲間ではなく「セリ科」の植物のようです。ちなみに、「竹」は「タケ科」ではなく「イネ科」に分類されているんですよ。

さて、もしかしたら「土当帰」を見て、「のだけ」ではなく「独活(うど)」の漢名を想像した方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この漢字を当てて「どとうき」とすることは、実は誤用なんだそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

まとめ

いかがでしたか?

「土当帰」は「のだけ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!