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「木蓮子」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.13
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「木蓮子」です。

「きれんし」と読みたくなりますが、残念ながら違います。実は、字面からは想像もできない、とっても不思議な読み方をするんですよ…!

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「木蓮子」の読み方!

それでは、早速「木蓮子」の読み方を発表します。

「きれんし」ではないからと言って、「ぼくれんし」と読んでしまった方は不正解! ちなみに「もくれんし」でもないですよ。

実は「木蓮子」の読み仮名は3文字です。そして、使用されている漢字からは想像もできないような読み方をします。

かなりの難問なので、これがわかった方は本当にスゴいです…!

それでは、正解を発表します。

正解は「いたび」でした!

「木蓮子」について

まさか「木蓮子」と書いて「いたび」と読むなんて、想像にもしていなかった方も多いかもしれません。

一方で、読み方を聞いても「でも、それってどういう意味なの…?」と困惑されている方もいらっしゃると思います。

実は「木蓮子」は「崖石榴(いたびかずら)」という植物の古名になるんだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。どのような特徴を持っているか、この機会に確認しておきましょう!

〘名〙
① クワ科の常緑低木。本州中部から台湾まで、および中国大陸の暖地に生える。茎はつる状で長さ一・五~五メートル。下部は地をはい、根を下ろして木や岩につく。葉は長楕円形で長さ五~一二センチメートル、幅二~三センチメートル。表は滑らかで裏は白色を帯びる。夏、直径一〇~一二ミリメートルの球形のいちじく状の花嚢(のう)をつけ、熟すと紫黒色となり甘い。つるいちじく。いたび。いぬたぶ。きんまじ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

幅広い地域に生えているため、実際に目にしたことのある方も多いかもしれません。それにしても、「木蓮子」も「崖石榴」も、どちらも変わった表記ですよね…。

ちなみに、「いたびかずら」には「 植物「おおいたび(大崖爬)」の異名」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)という意味もありますよ。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「木蓮子」は「いたび」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!