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「絶対にやってはいけない!?」知らないと怖い【フリーWi-Fi】の利用方法を解説!

  • 2022.10.1
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街のいたる所に設置されているフリーWi-Fi。常時インターネットに接続している現代人には欠かせないサービスですが、悪意を持った者による盗み見行為や情報の抜き取りなど落とし穴が数多く存在するので注意が必要です。フリーWi-Fiを利用するうえで最低限しっておかなくてはいけないルールをレクチャーするので、是非この機会に学習しておきましょう!

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なぜフリーWi-Fiは危険なの?

Wi-Fiには暗号化されているものと暗号化されていないものがあります。暗号化されていないWi-Fiはセキュリティーが甘く、第三者が傍受することができます。インターネットの仕組みをしっている人なら簡単に盗み見ることができてしまいます。

Webサイトの閲覧履歴を盗み見られるのならまだしも、SNSの乗っ取り、最悪ECサイトで買い物をされたり、クレジットカード番号を盗まれ悪用される恐れもあります。被害に遭わないよう事前に自らで防衛手段を講じる必要があります。

Wi-Fiの自動接続をオフまたは「確認」する

スマートフォンには自動でWi-Fiに接続する機能を搭載していますが、気づかないうちにセキュリティーの低いフリーWi-Fiに接続してしまっていることがあります。Wi-Fi接続をオフにするか、接続する際は「確認」をするかにしましょう。

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iPhoneの場合は[設定]から「Wi-Fi」をタップし、「接続を確認」を選択すると、自動接続を変更できます。

Wi-Fiのセキュリティーチェックを行う

暗号化されていないフリーWi-Fiは接続した利用者が閲覧しているWebサイトの履歴やメール内容を覗き見することができます。パスワード不要で接続できる“野良Wi-Fi”は情報を盗む目的でWi-Fiスポットを設置していることが多いので一層気をつけましょう。また、実在する正規のフリーWi-Fiに偽装した同名のWi-Fiも存在します。こちらも悪意を持った者がWi-Fiスポットを設置している可能性が高いです。

Wi-Fiの横に鍵アイコンが表示されているものは通信が暗号化されている比較的安全なWi-Fiです。なるべくこちらを利用しましょう。

では「どのフリーWi-Fiならいいのか」との声が聞こえてきそうですが、基本出所が確かなサービスを利用するのがオススメです。3大キャリアが提供しているWi-Fiや有名な無料Wi-Fiサービスを利用するのがいいでしょう。

[出所が確かなフリーWi-Fi]
・d Wi-Fi
・au Wi-Fi
・ソフトバンクWi-Fi
・タウンWi-Fi
・Japan Wi-Fi

暗号化されているWebサイトにアクセス

とはいえ、出先でどうしても出所不明なWi-Fiに接続しWebサイトを閲覧しなければならない場合もあります。その際は以下のことに注意してWebサイトにアクセスしましょう。

暗号化されているWebサイトのみアクセスする

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「https:~」から始まるURLや鍵のマークが表示されているWebサイトは送受信されるデータが暗号化されています。最近のWebサイトのほとんどが暗号化されていますが、なかには暗号化されていない「http:~」で始まるサイトもあるので、その際はアクセスしないようにしましょう。

個人情報を入力するサービスを利用しない

暗号化されていないフリーWi-Fiでログイン情報やクレジットカードの個人情報を入力すると、盗んでくださいと言わんばかりに丸見えです。絶対に入力してはいけません。

知らないことは恐ろしい

一見便利に思えるフリーWi-Fiの存在ですが、無料で利用できるというのはそれだけリスクがあるということを覚えておいてください。被害に遭う前に自らでセキュリティーを高めることが重要ですよ!



ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース