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むしろ逆効果だからやめて!iPhoneのバッテリー寿命を縮めるNG行動

  • 2023.9.22
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iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは普通に使用しているだけでも年月とともに劣化していくもの。しかし、普通に使っているだけなのに、たった1年でiPhoneのバッテリーの持ちが悪くなったという方はいませんか?

バッテリー持ちが異常に早いと感じている方は、知らず知らずのうちにバッテリーに負荷をかけているかもしれません。

そこで今回は、iPhoneのバッテリー寿命を縮めるNG行動を紹介します。

Appスイッチャー(履歴)の削除

Appスイッチャーとはアプリを素早く切り替えられ、前のAppに戻ると中断したところから再開できる機能です。数が増えるとバッテリー持ちが悪くなると思い込んで上にスワイプして終了してしまいがちですが、むしろアプリを起動するのに電力がかかり、バッテリー的にはマイナスです。

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筆者撮影

Apple公式でも、削除は強制終了にあたり、アプリが反応しなくなったときにのみ行うほうがいいとアナウンスしています。

ちなみに裏で開いてアプリを閉じたいというときはAppのバックグラウンド更新を「Wi-Fi」に選択してあげるといいでしょう。Wi-Fi環境時のみ裏で開いている状態になり、モバイル環境時では閉じている状態になります。

[裏でアプリを開かなくする方法]
1.[設定]から「一般」をタップ
2.「Appのバックグラウンド更新」を選択
3.「Wi-Fi」を選択

なお、オフにするとバッテリー駆動時間を節約できる可能性があります。

全くWi-Fiに接続しない

モバイル通信だとバッテリー持ちが悪くなります。Wi-Fiに接続できる環境が整っていたら、必ずWi-Fiに接続しましょう。Apple公式でも、Wi-Fi接続は携帯電話ネットワークよりも消費電力が少ないため、Wi-Fiをオンにしておきましょうとアナウンスされています。

[接続したことのあるネットワークに自動的に接続する方法]
1.[設定]から「Wi-Fi」をタップ
2.「接続を確認」を選択
3.「通知」「確認」を選択

「通知」を選択すると、接続したことのあるネットワークが見つからない場合は、接続可能なネットワークを知らせてくれます。また「確認」を選択すると、確認メッセージを表示してから新しいネットワークに接続します。

バッテリーの使い切り&満充電

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出典:McLittle Stock/Shutterstock.com

iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは20~80%の間で性能が発揮されるといわれ、長期間iPhoneを使用する場合はいかにこの範囲で使用するかが重要になってきます。以下のような充電方法をしている方は気をつけましょう。

[バッテリーに負荷がかかるNG充電方法]
・バッテリーがゼロになるまで使い切る
・バッテリーが100%でも充電しっぱなし

また、一般的にワイヤレス充電もバッテリーに負荷がかかるといわれています。出来るだけ充電口から充電することをオススメします。

バッテリーを長く維持したい方はぜひ実践してみて!

iPhoneのバッテリーは最大容量が80%を下回ると替え時といわれています。

バッテリーを気にせず乱暴な使い方をしていると、見た目にはわからなくても確実にiPhoneは消耗しています。

買い替えの期間をできるだけ長くしたいという方は是非普段の行いを改めてみてはいかがでしょうか。



ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース