1. トップ
  2. 「水主役」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「水主役」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.15
undefined

今回ご紹介する難読漢字は「水主役」です。

「水」「主」「役」と、どれも簡単な漢字のため、難しいとは思えないかもしれませんね。

ただ、これは難読漢字クイズです。意外な読み方をしますよ。ぜひお考えください!

「水主役」の読み方!

そのまま「すいしゅやく」と読んでしまいたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

ヒントをお伝えすると、この問題は「水主」をどう読むかが鍵になります。ちなみに「役」の読み方は「やく」です。「〇〇やく」に当てはまる2文字をお考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かこやく」でした!

「水主役」について

「水主」を「かこ」と読むのは「水主役」に限った話ではありません。単体でも「かこ」と読むことができます。この機会に併せて覚えておいてくださいね!

なお、意味は下記の通りとなっています。

かこ‐やく【水=主役】
1 中世、領主が浦方から軍船や輸送船の水夫として徴発した夫役。
2 江戸時代、沿海の漁民・農民に課した税。多く、金銀納。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

どちらも税のことを表しているものの、時代によって内容は少し異なっているようですね。

ちなみに、中世には他に「街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役」(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)である「伝馬役(てんまやく)」や「守護役(しゅごやく)」「陣夫(じんぶ)」などの「夫役(ぶやく)」があったそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「水主役」は「かこやく」と読みます。

「水主役」以外にも、意外な難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!