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「苜蓿」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.2
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今回ご紹介する難読漢字は「苜蓿」です。

「目」「宿」のどちらにも草かんむりがついているように見えますね。そこまで難しく見えないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな「苜蓿」はいったいなんと読むのか、ぜひお考えください!

「苜蓿」の読み方!

「苜」「蓿」がそれぞれ「目」「宿」と似ていることから「もくしゅく」と読んだ方もいらっしゃるかと思います。実はそれで正解なんです。

ただし、読み方はあと3つありますよ。これらは字面から推測しづらいかもしれませんね。

それではここで大ヒント!

残る3つの読み方のうち、1つは「馬肥」と書くこともできるんです。

なんとなく、1つは正解にたどり着けたのではないでしょうか。

それでは、そろそろ正解を発表します。

正解は「うまごやし」「おおい」「おおいのみ」でした!

「苜蓿」について

ヒントから「うまごやし」と読めた方は多いかと思います。しかし「おおい」「おおいのみ」に関しては「苜蓿」「馬肥」どちらからも読み取れず、なかなか答えられなかったかもしれませんね。

それでは、気になる「苜蓿」の詳細を辞書で確認してみましょう。

うま‐ごやし【馬肥・苜蓿】
〘名〙
① マメ科の越年草。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来し、今では海辺などに多く見られる帰化植物。牧草としてすぐれているのでこの名があり、また緑肥にも用いられる。茎は長さ三〇~六〇センチメートルとなり横にはう。(後略)
② 植物「しろつめくさ(白詰草)」の俗称。
③ 植物「のげし(野芥子)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

本来「苜蓿(もくしゅく)」は「うまごやし」ではなく別の植物の漢名だったそうです。

また「苜蓿」「馬肥」は「うまごやし」の他に「白詰草」「野芥子」と全く別の植物のことも指します。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「苜蓿」は「もくしゅく」「うまごやし」「おおい」「おおいのみ」と読みます。

ちなみに「おおい」「おおいのみ」はどちらも「うまごやし」の古名です。こちらもこの機会に覚えておいてくださいね!