今回ご紹介する難読漢字は「布地」です。
「なんだ、簡単じゃん」とお思いの方も多いのではないでしょうか。もちろん「ぬのじ」と読むことはみなさんも知っての通りです。ただ、もう1つ読み方があることはあまり知られていないかもしれません…。
なんと読むのか、ぜひお考えください!
「布地」の読み方!
「ぬのじ」以外となると、なかなか候補が浮かんでこないかもしれません。
お困りの方のために、ここでヒント!
この問題は「布」をどう読むかが鍵になります。「〇〇じ」の空欄を埋めるようにお考えください!
どうでしょう、適切な2文字の見当はつきましたか?
それでは、正解を発表します。
正解は「きれじ」でした!
「布地」について
「布地」を「きれじ」と読むなんて、想像もしていなかったのではないでしょうか。当てられた方はかなり少なかったかもしれませんね。
なお、「布地」の意味は下記の通りとなっています。
きれ‐じ ‥ヂ【切地・布地】
〘名〙
① 織物。また、織物の地質。布地。
② 織物の切れ端。
③ 袋物、鼻緒などにするために織られた特別の紋織物。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
「きれじ」という読み方から察している方も多いでしょうが、引用にもある通り「切地」とも書きます。また、「裂地」とも表記可能です。こちらであれば字面からそのまま読むだけなので、簡単に当てられたかもしれませんね。
さて、引用文に注目してみると①②に関してはみなさんもご存知の通りかと思います。ただ、③に関してはご存知なかったのではないでしょうか。この機会にどの意味も覚えておいてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
「布地」は「ぬのじ」の他に「きれじ」と読みます。
簡単な漢字でも「布地」のように組み合わさることで読めなくなるものは、まだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!