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「樹蜂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.9
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今回ご紹介する難読漢字は「樹蜂」です。

パッと見て、すぐにわかった方も多いと思いますが、こちらはとある「蜂」の名前となっています。

読み方と併せて、どんな「蜂」なのかもお考えください!

「樹蜂」の読み方!

もちろん字面そのままに「きばち」と読んでも正解です。ただ、実はもう1つ読み方があります。こちらは字面からは想像できないかもしれませんね。

お困りの方のために、ここでヒントをご紹介。

正解は「きばち」の古名となっています。「〇〇ばち」の空欄を埋める2文字をお考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「みかばち」でした!

「樹蜂」について

「樹蜂」と書いて「みかばち」と読む。字面からは想像できそうにないため、答えを知った今でも、不思議に思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて、先程お伝えした通り「みかばち」は「きばち」の古名です。では、「きばち」とはいったいどんな「蜂」なのでしょうか。辞書で確認してみましょう。

き‐ばち【樹蜂】
〘名〙
ハチ(膜翅)目キバチ科とその近縁の科に属するハチの総称。体が円筒形で、腹部の基部がくびれていないので普通のハチ類と区別できる。一般に大形で、体長四センチメートルに達するものもある。雌は腹端に剣状の産卵管をもち、樹皮に刺しこんで卵をうむ。幼虫はマツ、スギ、サクラなどの材部を食害。ニホンキバチ、ニトベキバチなど種類は多く、ほとんど世界各地に分布。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

「樹蜂」という名前にも表れていますが、この「蜂」は樹皮に産卵するとのことです。その後に産卵管が抜けず、一本足で立っているように見えることから「独脚蜂」とも呼ばれているそうですよ。

なお、「樹蜂」は「木蜂」と書き表すこともできますよ(出典:精選版 日本国語大辞典)。

まとめ

いかがでしたか?

「樹蜂」は「きばち」の他に「みかばち」と読みます。

「樹蜂」以外にも、虫に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!