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「銚子」は「ちょうし」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.28
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今回ご紹介する難読漢字は「銚子」です。

「なんだ、簡単じゃん」と思われた方は、千葉県の「銚子市(ちょうしし)」を頭に浮かべているかもしれません。

しかし、実はほかにも読み方が2つあるんですよ。さぁ、当ててみてください!

「銚子」の読み方!

「ちょうし」が違うなら「ちょうこ」と読みたくなったかもしれませんが、残念ながら不正解です。

また「銚」が「桃」と似ているからといって「ももこ」「ももし」と読むわけではありませんよ。

ヒントをお伝えすると「銚子」はお湯やお酒を入れる「鍋」なんです。「鍋」をキーワードとして考えてみてください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「さしなべ」「さすなべ」でした!

「銚子」について

予想は当たっていたでしょうか。「さしなべ」「さすなべ」と、字面からも想像しにくい読み方だったため、正答率はかなり低かったかもしれませんね。

それでは、「銚子」の詳細を辞書で確認してみましょう。

さし‐なべ【銚子】
〘名〙 弦がついて注口(つぎくち)のある鍋。つるしかけて湯をわかしたり酒を暖めるのに用いるもの。後世の燗鍋(かんなべ)、銚子(ちょうし)の類。さすなべ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用文を見て分かる通り、実は「ちょうし」も同じように「酒を入れて杯につぐ長い柄のついた器」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)のことを指しています。

ちなみに、実は「銚子市」は、利根川の河口の形が「銚子」に似ているところから名付けられたそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「銚子」は「ちょうし」のほかに「さしなべ」「さすなべ」と読みます。

「銚子市」以外にも、その形から名付けられた地名があるかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!