1. トップ
  2. 「金襖子」はなんと読む?読めたらスゴい“生き物”に関する難読漢字、正解は?

「金襖子」はなんと読む?読めたらスゴい“生き物”に関する難読漢字、正解は?

  • 2023.8.14
undefined

今回ご紹介する難読漢字は「金襖子」です。

一見しただけでは、どんな言葉か想像できないのではないでしょうか。

実はこの「金襖子」は、とある生き物の名前となっています。

読み方と併せて、どんな生き物なのかお考えください!

「金襖子」の読み方!

もちろんそのまま「きんおうし」と読んでも正解です。しかし、ほかにもう一つ読み方があります。こちらは字面から推測することは難しいかもしれませんね。

ヒントをお伝えすると「金襖子」は水辺に住む生き物です。この種は特徴的な鳴き声を発することで知られていますよ。

どうでしょう、どんな生き物か予想はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かじかがえる」でした!

「金襖子」について

「かじかがえる」は「金襖子」のほかに「河鹿蛙」とも表記します。こちらであれば、字面からすぐに読み方がわかるため、簡単だったかもしれませんね。

それでは、ここで「金襖子」の詳細を確認しておきましょう。

かじか‐がえる〔‐がへる〕【河鹿×蛙/金=襖=子】
アオガエル科のカエル。渓流の岩の間にすむ。体長は雄が4センチ、雌が7センチくらい。背面は灰褐色で暗褐色の模様があり、腹面は淡灰色または白色。指先に吸盤がある。5月ごろから繁殖期になると、雄は美声で鳴くので、昔から飼育される。本州・四国・九州に分布。かわず。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「美声」と賞される「河鹿蛙」ですが、実はその名前も鳴き声に由来します。「鳴き声はヒュル、ルル……と笛を吹くように聞こえ、河鹿の名はシカの声に似ることに由来する」(出典:『日本大百科全書(ニッポニカ)小学館)とのことです。みなさんのよく知る「蛙」の鳴き声とは、かなり違うかもしれませんね。

また「雄は美声で鳴くので、昔から飼育される」ともあります。実際にペットとして飼われている方であれば、簡単な問題だったかもしれませんね。

ちなみに「きんおうし」は「かじかがえる」の別名です。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「金襖子」は「きんおうし」「かじかがえる」と読みます。

ほかにも生き物に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!