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「蛇苺」は「へびいちご」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.23
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「苺(いちご)」といえば、そのまま食べるだけでなく、ケーキなどお菓子にも使われる人気の果物ですよね。好物のフルーツだという方も多いのではないでしょうか。

さて、今回はそんな「苺」が含まれる難読漢字「蛇苺」をご紹介します。こちらを「へびいちご」以外で読んでみてください!

「蛇苺」の読み方!

今回の問題は「蛇」をどう読むかにかかっています。もちろん、簡単に「じゃ」なんて読み方はしませんよ。

ヒントをお伝えすると、読み方は後2つございます。なんでも、片方は「蛇」の姿が「形が朽ちた縄に似ているところから」(出典:『デジタル大辞泉』/小学館)そう読まれるようになったとのことです。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「くちなわいちご」「へみいちご」でした!

「蛇苺」について

「くちなわいちご」と「へみいちご」はどちらも「へびいちご」と同じ植物のことです。

ただ、そもそも「蛇苺」についてご存知ない方も多いのではないでしょうか。この機会に、辞書で確認してみましょう。

へび‐いちご【蛇苺】
〘名〙 バラ科の多年草。各地の原野、路傍に生える。茎は地上をはい、長さは約一メートル。葉は三出複葉で長い柄があり、各小葉は長さ約三センチメートルの倒卵状円形で縁にあらい鋸歯(きょし)がある。(中略)蛇が食べる苺と考えられた。俗に毒があるとされるが、無毒。漢名、蛇苺。へみいちご。くちなわいちご。どくいちご。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

なんと「蛇が食べる苺と考えられた」とのことです。「蛇」は基本的に肉食のはずなのに、どうして植物である「蛇苺」を食べるなんて考えられたんでしょうか…。とても不思議ですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「蛇苺」は「へびいちご」の他に「くちなわいちご」「へみいちご」と読みます。

ちなみに「くちなわ」「へみ」はどちらも「へび」のことです。こちらも併せて覚えておいてくださいね!