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「合決」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.8
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簡単な漢字と言われて、みなさんはなにを思い浮かべるでしょうか。

人によって様々だと思いますが、小学生のときに習った漢字を思い浮かべる方も多いかもしれません。

さて、今回ご紹介する難読漢字はそんな漢字を組み合わせた「合決」です。「合」、「決」ともに小学校で覚えた簡単な漢字ですが、いざ組み合わさると…?

こちらは、いったいなんと読むのでしょうか?

「合決」の読み方!

1つずつは簡単な漢字でも組み合わさるといきなり読めなくなる言葉があり、今回の「合決」もそれに該当するのではないでしょうか。

というわけでヒントをご紹介します。

読み仮名は6文字で、「合」は「あい」と読みます。「決」の読み方がカギになりますよ…!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「あいじゃくり」でした!

「合決」について

「あいじゃくり」は「合決」の他に「合抉」と書くこともできます。ただ、どちらであっても初見で読むことは難しいかもしれませんね。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。「合決」の詳細は下記の通りとなっています。

あい‐じゃくり あひ‥【合決・合抉】〘名〙 =あいがき(合欠)
あい‐がき あひ‥【合欠・相欠】
〘名〙 建築の継ぎ手の一つ。二つの木材の継ぐ部分を互いに半分ずつ欠き取り、重ね合わせて継ぐ方法、またはその部分をいう。梁(はり)、根太(ねだ)、板などを継ぎたして長くする場合に用いる。あいじゃくり。

出典:『精選版 日本国語大辞典」(小学館)

 

「合決」は建築の継ぎ手の一つ、主に「梁(はり)、根太(ねだ)、板などを継ぎたして長くする場合に用いる」とのことです。

ただ、上記以外にも「合決」「合欠」が用いられることもあります。外気や雨露の侵入を防ぐために「戸、障子などの出合框(であいがまち)を合欠きにした造り」(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)のことを「合欠造(あいがきづくり)」と言うそうです。

木造建築にお住まいの方は、探してみるとご自宅のどこかに「合決」が使われているかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

「合決」は「あいじゃくり」と読みます。

他にも簡単な漢字の組み合わせからなる難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!