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「香菓」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.22
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今回ご紹介する難読漢字は「香菓」です。

「香」「菓」のどちらも比較的よく見かける漢字ですよね。毎日「お菓子(かし)」を食べている、なんて方も多いと思います。

読み方は3つありますよ。どれか1つでもいいので、当ててみてくださいね!

「香菓」の読み方!

お困りの方のために、まずはヒントをお伝えします。

「菓」が含まれていることから、「香菓」を「お菓子」のことだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その正体はとある植物の実となっています。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かくのこのみ」「かくのみ」「かぐのみ」でした!

「香菓」について

「かくのこのみ」「かくのみ」「かぐのみ」…読み方を聞いても、いったいなんという植物の実なのかさっぱりわからない…なんて方も多いと思います。

それでは、気になる「香菓」の詳細を辞書で確認してみましょう!

かく‐の‐このみ【香菓】〘名〙 (実に高い香りがあるところから) 橘(たちばな)の実の異称。かくのみ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「橘」は「ミカン科の常緑低木。日本で唯一の野生のミカンで近畿地方以西の山地に生え、観賞用に栽植される」んだそう。残念ながら、酸味と苦味が強いため食用には適していないそうです(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

ちなみに、「香」には「か」や「こう」以外にも、ユニークな読み方があるんですよ。

「香車(きょうしゃ)」のように「きょう」と読むほか、「こり」や「かざ」、送り仮名をつけて「香える(かかえる)」や「香う(かかう)」とも読みます。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「香菓」は「かくのこのみ」「かくのみ」「かぐのみ」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!