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今日から【小暑】 誰かに話したくなる日本の暦、意味は…?

  • 2022.7.7
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「小暑(二十四節気)」をご存じですか?「小暑」は「しょうしょ」と読みます。

7月7日ごろから始まる季節ですが、既に夏の暑さは厳しく、少なくとも「小」さいとは思えないかもしれませんね。

いったいいつから始まるのか、どんな季節なのか、ご紹介させていただきます。

「小暑」はいつから?

「小暑」は一般に7月7日ごろから始まります。国立天文台公式HPによると、2022年は7月7日11時38分からとのことです。

ちなみに、その前までは「夏至(げし)」、「小暑」の後7月23日からは「大暑(たいしょ)」と季節は移り変わりますよ。

「小暑」について

それでは、ここから「小暑」の詳細を確認してみましょう。

小暑
しょうしょ
二十四節気の一つ。陰暦7月の節。夏至ののち15日、すなわち7月7日ごろにあたる。この日から暑中に入り、盛夏期の暑さを迎える。例年では小暑より3~7日くらい遅れて梅雨(つゆ)が明けることが多い。いいかえると、小暑は梅雨末期の集中豪雨型の季節であることが多い。

出典:『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)

 

引用にもある通り、「小暑」は梅雨の終わり際となることが多い季節です。梅雨が明け、この時期から暑さが厳しくなると感じている方も多いのではないでしょうか。

ただ、2022年に関しては上記とは少し違うかもしれません。

気象庁公式HPによると、今年は多くの地域で平年より20日前後梅雨が早く明けたそうです。冒頭にも書いた通り、既に夏の暑さは厳しく、冷房や冷たい飲み物が欠かせない状況になっていることからもお分かりかと思います。

この「小暑」を時候の挨拶に用いる場合には小暑の候、ますますご健勝のことと存じますと「候(こう)」を付けて使うことが出来ます。この機会に覚えておいてくださいね!

さて、この季節にまつわる行事といえば、まさに「小暑」の始まりの日である7月7日の七夕が挙げられるかと思います。

織姫と彦星が年に一度会える日と言われており、その起源は中国の伝説なんだそう。明日には七夕の供物とされる素麺を食べたり、短冊に願いを書いてみると、風情を感じられるかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

「小暑」は7月7日ごろから始まる二十四節気の一つです。

今後もその時々の二十四節気をご紹介させていただきますね!

 

※参考文献:国立天文台公式HP、気象庁公式ホームページHP、『精選版 日本国語大辞典』小学館