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家計簿の「支出項目」はどう分ける?初心者がつまずくポイントを解説

  • 2022.6.28
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家計簿を始めようと思ったときに、支出項目をどう決めて良いか悩んだ経験はありませんか。私が家計簿をつけ始めたときは、支出項目が多すぎて分類に迷い、家計簿自体を面倒に思うほどでした。しかし、今はすっきりした状態で家計簿を続けられています。この記事では、インスタグラムで家計管理の工夫を発信している育児中のちょここ(@chococo1528)が、家計簿の「支出項目の分け方」をご紹介します。

家計簿をつける理由は「毎月の支出を一定にするため」

私が家計簿をつける理由は毎月の支出をできるだけ同じ額にするためです。わが家の場合は、夫婦ともに月々の収入の変動がほぼありません。つまり、その収入の中で生活できれば貯金を崩さなくてよいということ。

家計簿で支出額を把握することで、自分たちの身の丈にあった生活レベルをたもてているかを確認することができます。

家計簿をつけるのは難しいことではなく、自分の生活を振り返る良い機会になるので、興味のある方はぜひ家計簿を始めてみましょう。

わが家流、支出項目の分け方

わが家の支出項目の分け方をお伝えします。

1. 固定費:毎月の支出額が定額のもの

固定費には、毎月決められた金額を支出するものを入れています。例えば、家賃や住宅ローン、保険料、月謝、サブスクリプション利用料など。

これらのような、ご家庭で毎月決められた額を払っているものを、そのままの名前で家計簿の支出項目に入れましょう。わが家の場合は、家賃、奨学金の返済、wi-fi利用料、保険料、サブスクリプション利用料の5項目と、先取り貯金、投資の2項目を含めた計7項目を固定費にしました。

ちなみにわが家では支出金額が多い順に固定費を並べて記録しています。

2. 変動費:毎月支出するが、金額が不確定のもの

変動費には、食費や日用品などの毎月不確定な金額を支出する費用を入れています。

さらに、変動費は、以下のように2つのパターンに分けるのがおすすめです。

月に1度だけ支出するもの

光熱費やスマホ代など、金額は異なるものの「毎月1回」発生する支出。

これもそのままの名前で家計簿の支出項目に入れましょう。わが家の場合は、電気代、ガス代、水道代、スマホ代です。

毎月支出があるが金額や回数が決まっていないもの

毎月ある支出のうち「その月によって金額が異なるもの」は、月1回の費用とは別で分けるのがおすすめ。

わが家では、食費や日用品、子ども用品費、夫婦のお小遣いという項目名をつけました。家庭によっては、交際費や医療費などの項目が入るかもしれません。

この部分の費用は、その月の生活によって変動する費用です。

3. その他:固定費でも変動費でもないもの

わが家では、固定費にも変動費にも該当しない(毎月の支出ではない)ものは全て「その他」に分類しています。わが家の場合は、医療費、プレゼント代、施設利用料などです。

以前は「その他」でなく、全て名前のある項目に分類していましたが、分類が面倒でストレスに。そのため、たまに発生するような支出は全て「その他」に分類することで、家計簿を楽に続けやすくなったと感じています。

分類することが目的ではない

例えば食費と日用品のレシートが一緒になって分けるのが大変なときは、金額の大きい方の項目にまとめて計上しています。もしくは、2つを分けるのではなく「食費日用品費」という1つの項目にしても◎。

私が思う家計簿の支出項目決めで大切なことは、細かく分類することではなく、自分がお金を使う場所を知ること。それそれの支出項目の金額が実際と多少違っても、その月のトータルで見た合計支出が収入の範囲内であれば良いのです。

楽に続けられる分類で、家計簿をつけてみて

家計簿を始めようと思ったら、まずは固定費を出してみてください。次に月に1度だけある金額未確定の支出、そして回数も金額も未確定な毎月の支出といった変動費を出します。それにも当てはまらない項目は「その他」にしましょう。

自分に合った支出項目なら、家計簿を楽に続けやすくなると思います。一緒に家計管理を頑張りましょう。

著者:chococo1528

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