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【交換修理】水抜き栓を紛失したクーラーボックスの漏水を防ぐ自作、代用品を紹介

  • 2022.6.28

なぜクーラーボックスに水抜き栓が必要なのか

氷は時間が経つにつれ、解けて水になります。少量であれば、クーラーボックスをひっくり返して水を排出できますが、大量に溜まってしまうとクーラーボックス自体も重くなるので、水を排出しにくくなります。そんな状況に便利なのが、水抜き栓。クーラーボックス内に水が溜まったら、水抜き栓を使って簡単に抜けます。

水抜き栓は別メーカーでも代用できる?

水抜き栓はAmazonや楽天といったネット通販で簡単に手に入るので修理交換は容易に思えますが、クーラーボックスのメーカーが異なれば使えません。

栓の形状が似ている場合であれば、別メーカーでも使えますが、実際に本体と合わせてみないと使えるか分からないので、購入したクーラーボックスのメーカーに問い合わせて部品だけ購入するのがおすすめ!

自作、代用パーツで水抜き栓を交換してみよう!

メーカーに問い合わせて部品と購入する以外の方法が知りたい!パーツを自作して修理交換したい!という方に向けて、水抜き栓に使えるパーツを紹介します。

車のオイル抜きボルト(ラジエーター用コック)

ネジは細すぎたり長さが足りない場合がありますが、自動車に使うラジエーター用コックは長さも大きさもクーラーボックスの栓にぴったり!ボルトによって栓穴にぴったりはまらないこともあるので、ウレタン梱包材を使って、栓穴とボトルの隙間を調節しましょう。

【材料】
・ボルト
・ウレタン梱包材(シート状になっているもの)
・水漏れ用シールテープ
【作り方】
1. クーラーボックスの水抜き栓部分の直径を計り、サイズに合うラジエーター用コックを用意。
2. 隙間があれば、ウレタン梱包材をかませて閉める。
3. 水抜きを使用しない場合、水道工事用のシールテープを巻く。

細目プラスチックねじ

クーラーボックスはプラスチック製が多いので、水抜き栓も同じようにプラスチック製のネジを用意するのがおすすめ!特に、細目(さいめ)ねじは通常よりもねじ山が多く、ピッチも狭いので、より安定感して締まります。水漏れもしにくく、栓の代用品としてぴったりです。

【材料】
・細目ねじ
・ウレタン梱包材
【作り方】
1. 水抜き栓に合う大きさのねじを用意。
2. 隙間があれば、ウレタン梱包材をかませて閉める。

シーリング

どのネジも栓のサイズに合わない場合は、シーリングがおすすめ!穴を完全に埋めてしまうので、水抜きとしての機能が失われますが、水漏れや結露の心配がありません。小型タイプや安いクーラーボックスであれば、心置き無く試せます。

【材料】
・シール剤
・カートリッジガン
・ガムテープ
・ヘラ
【作り方】
1. クーラーボックスと同色のシリコンシール剤をカートリッジガンに充填する。
2. 水抜き栓の穴の出口(表側)をガムテープで塞ぎ、充填したシール剤を内側から入れる。
3. 内側をヘラでならし、乾くまで触らないで放置。

粘土、テープ

粘土で栓を埋めてしまうのもひとつの手!水を通す心配もなく、溶けて無くなることもありません。心配であれば、水に強いテープで補強しましょう。

【材料】
・粘土
・ビニールテープ
【作り方】
1. クーラーボックスの内側から粘土を穴に詰める。
2. 粘土の上からビニールテープで頑丈に固定する。

厚手のビニール袋

栓を塞ぐのを避けたいのであれば、厚手の大きなビニール袋をクーラーボックスの中に入れて二重にしましょう。薄いごみ袋ではなく、お米の入っていた厚手のビニール袋であれば、衝撃や水圧に強いです。使う場合には必ず洗い、穴が空いていないか確認!

【材料】
・厚手のビニール袋
・ガムテープ
【作り方】
1. 厚手のビニール袋を用意し、中をきれいに洗う。
2. 袋を広げてクーラーボックスに入れる。

代用品には向かないアイテム

クーラーボックスの水抜き栓として代用するのには向いていないアイテムを紹介!修理してもすぐに水漏れするので、避けましょう!

発泡スチロール

扱いやすく手に入れやすい素材ですが、水漏れするので向いていません。力を入れると簡単にボロボロになるので、繰り返し使用するのは避けましょう。また、使い続けていくうちに水圧に負けて、自然と外れてしまう可能性もあります。

金属製のねじ

金属ねじは中の冷気と外との温度差によって結露が発生する可能性が高く、水漏れしやすいです。また、金属は鋭く丈夫な素材なので、クーラーボックス本体に傷がついたり、破損の原因にもなります。

メーカーに水抜き栓を取り寄せるまでのステップ

パーツの注文は、メーカーの問合せフォームから受け付けているのが一般的。必須情報を確認して送りましょう。必要な情報はこちら!

・メーカー名
・商品名
・商品コード(短縮コード)
・パーツ名
・パーツNo
・数量
パーツ表に記載されている名称をそのまま記載するのがポイントです。

水抜き栓を自作してクーラーボックスをより使いやすく!

今回は、クーラーボックスの水抜き栓を自作する方法を紹介しました。ラジエーター用コックやプラスチック製のねじで代用する際は、細目のねじを選ぶのがポイント!代用品を使う前は、しっかり洗浄することを忘れずに!どうしても代用品が見つからない場合は、メーカーで栓だけ購入しましょう。

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