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<小さめ赤ちゃん>「本当に産まれたんだ…」戸惑っていると産声が聞こえてきて、私は思わず…

  • 2022.6.27

不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することになりました。腹痛や出血が治まり、早産の確率も下がったと安心していたところ、妊娠26週5日の朝起きると、まさかの破水! そしておなかが張り始め、張り止めの点滴をしても張りは増すばかり……。そこで急きょ、帝王切開をおこなうことに。旦那さんに見送られオペ室へ着くと、麻酔をして、手術が始まりました。すると、あっという間に赤ちゃんが取り出され鳥野さんは感動と驚きとで呆然とします。

しかし、赤ちゃんが産声をあげると鳥野さんは……。

産声を聞いた瞬間

※実際の手術は全裸でドレープをかけておこなうなど、本記事では手術中の細かい描写は省略しています。

おなかの中から赤ちゃんが取り出された瞬間は、「産まれ……た……。本当に産まれたんだ……」と、感動を覚えながらも実感がいまひとつ沸いていない様子の鳥野さん。

しかし、産声を聞いた瞬間、

「うわぁぁぁぁぁぁぁあん」

ホッとした気持ちやこれまでのつらかった不妊治療などへの思いが一気に溢れて大声をあげて泣きました。

処置を終えて保育器に入った赤ちゃんが鳥野さんの横に運ばれてきました。ドキドキしながら見るとそこには小さいながらも旦那さんに似た赤ちゃんの姿が。

無事に産まれたことが確認できて、再度、安堵する鳥野さんでしたが、吐き気が……。

今、鳥野さんは手術後の処置を受けているところ。それが原因ではないかと看護師さんは言いました。しかもなかなか血が止まらないと言われ、吐き気にくわえて怖くなってしまった鳥野さんでした。

◇ ◇ ◇

帝王切開で赤ちゃんが生まれたら、ママの体から胎盤を取り出して、おなかの中を溶ける糸で縫合するなどの処置が施されるそうです。助産師さんいはく、このときは麻酔を使用しているので痛みはほとんどありませんが、術後、覚めてくると痛みが出てくることもあるとのこと。痛み止めの注射や内服が可能な場合もあるそうなので、痛みがひどいときは我慢せず医師に相談しましょう。


監修/助産師REIKO


著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ

ベビーカレンダー編集部

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