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2歳の次女にイヤイヤ期がまったくない。なぜ?理由を考えてみると…

  • 2022.6.27
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現在2歳半になる次女は、長女のときに経験したような「イヤイヤ期」というものが、まったくと言っていいほどありません。もともと、長女のときもさほどイヤイヤ期に手こずった記憶はないのですが、それにしても次女はまったく駄々をこねるようなこともなければ、泣き叫んで手に負えられない……ということもないのです。なぜこんなにもスムーズに次女の育児ができるのか? 自分なりに考えてみました。

お姉ちゃん(長女)のおかげ

長女は現在5歳になるので、もう泣いて駄々をこねるようなこともなければ、ひとりで身支度もできる年ごろです。次女はそんな長女をずっと見続けているので、ある意味それが良い見本となっている気がします。

また、次女も長女も親に構ってもらいたい欲はあるので「どっちが早く着替えをできたか」「どっちが親の言うことを聞けたか」といったことを、親が意識しなくとも姉妹間で自然と競争するようになりました。「イヤイヤ」と駄々をこねて親の気を引くというよりは、親の言っていることを頑張り、認められたいという意識を持ちやすい環境になっていたのかなと感じます。

保育園のおかげ

次女は1歳になったころから保育園に通わせていますが、早めに社会生活を経験している点も、次女のケースにおいては良い結果をもたらしました。長女以外で自分(次女)と年の近い子どもたちと常に触れ合っているため、年上の子どもたちの運動や言語などすべての発達において、次女の良い手本となっている気がします。

人間は、手が届きそうで届かない、自分より少し先を行っている人間に対して、一番刺激をもらうのだと、次女を見てそう学びました。

自分の育児スキルも上がっていた?

最後は私自身も長女の育児を通して経験値が上がっており、次女のイヤイヤ期もなんなくこなせているのかな?とも感じています。長女のときは関わることすべてにおいて、初めての経験でした。常に「これはどうするのだろう」という疑問があり、また何か困ったことがあって対処したとしても、その行動の結果が出るのは数カ月先で、未来が見通しにくく、特有のしんどさがありました。

しかし、次女の育児は長女のケースで学んだことを自身の経験を持って「やがて、なんとかなるものだ」と見通しが立ちやすくなりました。これらは私自身の育児ストレスを軽減させたほか、子どもへの対応スキルの向上にもつながっている気がします。

次女のイヤイヤ期がまったくと言っていいほど気にならない理由としては、長女や保育園など外部環境と、私自身が長女の育児経験を通して「今は大変だけど、いずれは困ったこともなくなっていく」と実感しているから、イヤイヤ期がないと感じるのだと思います。自身の捉え方と外部環境でここまで育児の負担が減るのだとわかりました。

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監修/助産師REIKO

イラストレーター/山口がたこ


著者:黒井夢乃

二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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