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「緩う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.4.28
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「ご飯を食べたら満足して、なんだか気が緩(ゆる)んできた…」なんて経験のある方も多いと思います。

さて、上記の「緩」は基本的に送り仮名をつけて「ゆるむ」や「ゆるい」と読むことが多いですよね。しかし、実はほかにも読み方があるんです!

今回は、そのうちの1つ「緩う」をご紹介。さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「緩う」の読み方!

おそらく多くの方が「ゆるう」と読みたくなったはず。しかし、残念ながら違います。「緩急(かんきゅう)」という言葉もありますが、残念ながら「かんう」と読むわけでもないですよ。

それでは、お困りの方のためにヒントをお伝えします。

実は、さきほど「ゆるう」は不正解とお伝えしたものの、そこまで大きく違っているわけではないんです。1文字変えるだけで、正解にたどり着きますよ。

さて、それはいったいどこでしょう…?

それでは、正解を発表します。

正解は「ゆらう」でした!

「緩う」について

「る」と同じひらがなの「ら行」から「ら」が入り、「ゆらう」と読むが正解でした。

たった1文字違いではあるものの、この読み方を聞いたことがある方は少ないはず。正解にたどり着けた方は少なかったかもしれません。

さて、それでは「ゆらう」とはどのような意味なのでしょうか?

(「ゆる(緩)」と同語源)
[1] 〘自ハ下二〙 緊張を解いて、とどまって休む。また、進むことができずにいる。ゆらゆ。
[2] 〘他ハ下二〙 緊張を解いた状態にする。ゆるくする。休める。また、ひかえとどめる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

どちらの意味も「緊張を解く(緩める)」がベースにあるみたい。「ゆらゆ」と記載がありますが、こちらは「緩ゆ」と書きますよ。

実は「緩」にはほかにも読み方があります。「え、どれだけたくさんあるの…!?」と驚かれた方も多いかもしれません。

たとえば、送り仮名なしでは「ゆるり」や「ゆる」などと読みます。また、送り仮名をつけた場合「緩げ(ゆるげ)」や「緩し(ゆらし、なるし)」などと読みますよ。ほかにもあるため、気になった方はぜひ調べてみてください!

まとめ

いかがでしたか?

「緩う」は「ゆらう」と読みます。

ほかにも難読漢字はたくさんありますよ! 今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに。