1. トップ
  2. 「曰付」=「ひづけ」?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「曰付」=「ひづけ」?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.2.10
undefined

今回ご紹介する難読漢字は…「曰付」です!

…え? いったいどこが難しいのかって? よ~く見てください! 使用されている漢字は「日」ではなく「曰」ですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「曰付」の読み方!

おそらく、はじめは「ひづけ」と読んでしまった方も多いと思います。

しかし、残念ながら不正解。先述したように、使用されている漢字は「日」ではなく「曰」です。そのため、「ひづけ」と読むことはできませんよ!

ヒントをお伝えすると、「曰」は「~曰く」という風に使われることが多いです。古文、漢文の授業で、見かけたことはありませんか?

読み仮名は5文字です。おそらく、耳にしたことのある方も多い言葉ですよ!

それでは、正解を発表します。

正解は「いわくつき」でした!

「曰付」について

ヒントでお伝えした「~曰く」は「~いわく」と読みます。おそらく、目にしたり耳にしたことのある方も多い表現ではないでしょうか?

また「曰付(いわくつき)」も、たとえばホラー映画や小説などでしばしば登場する言葉ですよね。

それでは、「今回はじめてこの言葉を知った…」という方のためにも、辞書で意味を確認しておきましょう!

① こみいった特別の事情や由来が付随していること。また、そのようなもの。
② 特に、よくない前歴などのあること。また、そのような人。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

たとえば「曰付の物件」「曰付の屋敷」などのように使うことができますが、物ではなく人にも使用可能です。

ちなみに「曰」は、「いわく」のほかに「えつ」と読むこともできますよ。たとえば「曰若(えつじゃく)」などの言葉に使用されています。

ほかにも読み方があるため、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「曰付」は「いわくつき」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!