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【取材】冬でも害虫対策は必要って知ってた?侵入経路について“ダスキン“に聞いてみた

  • 2022.12.22
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ダスキン ゴキブリ駆除サービス

「害虫対策」と聞くと、夏をイメージされる方が多いはず。それは間違っていませんが、実は冬にも必要なんですよ。意外な事実に驚かれているかもしれませんね。

年末は大掃除もありますし、できればこの機会に取り組んでおきたいところ。そこで今回、TRILLニュースが取材したのが、株式会社ダスキンの中谷洋子さん。冬にすべき害虫対策について詳しく教えていただきました。

冬にすべき害虫対策とその理由は?

――「害虫」と言えば気温の高い時期に発生するイメージが強く、冬は夏より意識する人は少ないかと思います。この時季にこそした方がよい対策があれば、理由とともに教えていただけますでしょうか。

中谷洋子さん:季節を問わず、害虫対策・予防としてご自宅の外周りの害虫の生息環境(住処)をなくす(または減らす)ことが大切です。
害虫の住処になりやすい場所は植木鉢やプランター・落ち葉の下などで、冬場はそういった場所で越冬する可能性があります。そのため、冬場でもできる対策として、害虫の住処となる植木鉢やプランターを定期的に移動することや、落ち葉を取り除き、地面が見えるようにしておくことが大切です。

――なるほど! 「越冬」は盲点でした。たしかに、そうなると「冬だから…」と油断せず、しっかり害虫対策を行うことが重要になりますね。

害虫はどこから入ってくる?

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Bignai/Shutterstock

――お話が前後してしまうのですが、そもそも害虫の侵入経路はどのようなところになるのでしょうか?

中谷さん:害虫は、わずかな隙間から建物内に侵入してきます。例としては、玄関・ベランダ・窓・キッチンの配管周りの隙間・エアコンの排水ホース周り・破れた網戸や目の粗い網戸・窓枠と網戸の隙間などです。

――年末の大掃除では、そのようなところがないか確認することも重要になりそうですね。
それでは、最後に身の回りのものを使った害虫対策を教えていただけますでしょうか?

中谷さん:春に向けての対策として、侵入されやすい場所をあらかじめ塞いでおくことで侵入リスクを減らすことができます。

・玄関ドアやサッシ周りには、市販の隙間埋めテープを貼る。
・配管周りにはパテなどを活用して隙間を埋める。
・網戸を網目の細かいものに張り替える。

等、侵入経路を塞ぐとよいでしょう。

今からしっかり害虫対策しよう!

今のように寒い時期には害虫対策を怠りがちですよね。しかし、冬場でも家の中に侵入してくる可能性があります。身近なものをうまく活用して、今から害虫対策をしっかりとしていった方がよさそうです。

今回取材したのは…

株式会社ダスキン
訪販グループ 広告・広報室
中谷洋子さん



筆者:松本陸杜/ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。