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「霑う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.26
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「霑う」です。

「こんな漢字、見たことないんだけれど…」と困惑されている方も多いかもしれません。しかし、実は誰もが一度は聞いたことがある、とある言葉を表しているんです。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「霑う」の読み方!

それでは、早速「霑う」の読み方を発表します。

下に「占」が見えますが、残念ながら「うらなう」とは読みませんよ。もちろん「せんう」でもありません!

手がかりがなにもない状態では、さすがに読み方を当てるのは困難かもしれませんね…。

そこで! 正解にたどり着くためのヒントをお伝えします。

実は「霑う」には別表記があるんです。それは「潤う」…いかがでしょう? こちらなら、比較的簡単に読めるのではないでしょうか?

それでは、正解を発表します。

正解は「うるおう」「うるう」でした!

「霑う」について

「肌が潤う」などのように、「潤う(うるおう)」は使う機会の多い言葉ですよね。化粧品コーナーなどでも、ポップやポスターに記載されているのをしばしば見かけるかもしれません。しかし「霑う」と書けることは、ご存知でない方も多かったと思います。

ちなみに、「うるおう」という言葉には3つの意味があるんですよ。それでは、この機会に辞書で確認してみましょう!

〘自ワ五(ハ四)〙
① 湿りけを帯びる。水分を含んで生気を帯びる。しめる。ぬれる。
② 恩恵をこうむる。恵みをうける。
③ 乏しい状態のものが、何かのおかげで豊かになる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

そう! 実は②や③の意味もあるんです。たとえば「給料が入って懐が霑う」というふうに使いますよ。

ちなみに「霑」にはほかの読み方もあります。たとえば、送り仮名に「す」をつけて「霑す(うるおす)」と読んだり、なにもつけずに「てん」と読むんです。あまりなじみのない漢字ですが、この機会に覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「霑う」は「うるおう」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!