1. トップ
  2. 「戦栗」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「戦栗」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.11
undefined

今回ご紹介する難読漢字は今が旬の「栗」が入った、 「戦栗」です。

「栗が戦う…?」と、困惑された方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もちろんそういうわけではありませんよ!

読み仮名は4文字です。さて、なんと読むでしょうか…?

「戦栗」の読み方!

初見で「いくさぐり」と読んでしまった方は多いはず。でも残念! これでは読み仮名が1文字オーバーしてしまいます。かと言って「せんぐり」と読むわけでもないですよ。

実は、「戦栗」を読むカギは「栗」の読み方にあります。「戦」は「せん」と読みますよ。

それでは、正解を発表する前にヒントをお伝えします! 実は「戦栗」は「戦慄」とも書けるんです。こちらなら、読めるという方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「せんりつ」でした!

「戦栗」について

よく見ると「戦慄」の「慄」の右側は「栗」ですよね。もしこれに気づけた方は、ヒントを出される前に読み方に気づけたかもしれません。ちなみに「栗」単体でも「りつ」と読むことができますよ。

さて、それでは「戦栗(せんりつ)」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 おそれおののくこと。恐ろしくて身ぶるいすること。おののきふるえること。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「戦」は「戦く(おののく)」という読み方もあるため、「戦栗」という言葉に使われている理由も納得できるかもしれません。

しかし、実は「栗」も「りつ」と読む場合、「おののく」という意味を持つんですよ(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。

秋の味覚としてもおなじみ、ホクホク甘いあの「栗(くり)」を表す漢字に、このような読み方、意味があるなんて、驚きですよね…!

まとめ

いかがでしたか?

「戦栗」は「せんりつ」と読みます。

この機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!