「コンビニライターが潜入！」【ファミマ】“2種類のこだわりチキン”を食べ比べてみた！《徹底取材》

ファミリーマートは7月5日から、大好評の「クリスピーチキン（ハバネロホット）」（税込160円）」に続き、看板商品「ファミチキ」の新フレーバー「ファミチキ（ハバネロホット）」（税込198円）の発売を開始します。

先日、一足先に試食会に参加して、実際に2つのチキンを食べ比べてみました。実食した感想とともに、担当者の商品に対する思いやこだわりを併せてお伝えいたします。

試食会参加者全員に、プレスリリースなどとともに配られたのが、水と3種類の商品。手前から順に、「ファミチキ（ハバネロホット）」、「クリスピーチキン（ハバネロホット）」、そして「ファミチキバンズ（タルタルソース）」（税込88円）です。

筆者がまず初めにいただいたのが「クリスピーチキン（ハバネロホット）」。特徴的なカリッとした食感は、衣付けをして揚げた後に、さらに専用の機械で衣付けをすることで生み出されているんだそう。

それぞれの形が微妙に異なっているのは、鶏肉本来のおいしさを重視し、手切りでカットしているからなんだとか。

実際に食べてみたところ、やはりカリッとクリスピーな衣の食感が秀逸。さっぱりとしたむね肉が使用されているためか、「ファミチキ（ハバネロホット）」に比べやや味付けが濃いように感じました。

担当者によると「クリスピーチキン（ハバネロホット）」は“先にくる辛さ”が特徴なんだそう。たしかに、一口目からしっかり辛さを感じることができました。かなり刺激的なので、辛いものが苦手な方には厳しいかもしれません。

次に食べたのが「ファミチキ（ハバネロホット）」。累計約19億6000個、ファミマの中でも最も売れている「ファミチキ」から、満を持して登場した新作フレーバーです。

カリッとした「クリスピーチキン（ハバネロホット）」の衣も魅力的ですが、やはりこのサクサクとした食感もクセになります。そして、「ファミチキ（ハバネロホット）」も一口目から刺激的な辛さが…と思っていたものの、意外なことに最初はほとんど辛さを感じません。

しかし、食べ進めていくにつれ、次第にじわじわ辛さが口の中に広がっていきました。これが「ファミチキ」ならではのジューシーな味わいにマッチして、なんともヤミつきになります。

ただ、肉汁がたっぷりある分辛さは「クリスピーチキン（ハバネロホット）」に比べマイルドかもしれません。担当者に尋ねたところ、「同じハバネロホットではあるものの、衣の配合の違いなどから、味に違いを感じるかもしれません」と返答がありました。

そのまま食べてももちろんおいしいですが、担当者によると「ファミチキバンズ」にはさんでいただくのもおすすめとのこと。

実際に試してみたところ、ほんのり甘いふわふわのバンズと中に塗られたタルタルソースの酸味がたしかによく合います。個人的に、そのまま食べるなら「クリスピーチキン（ハバネロホット）」派、はさんで食べるなら「ファミチキ（ハバネロホット）」に軍配が上がりました。

また、6月21日に発売されたばかりの新ジャンルビール「グランドタイム」のおつまみとしていただくのもおすすめなんだそう。おやつや食事だけでなく、晩酌など幅広いシーンで活躍してくれるのも、同商品のウリになっているそうです。

「ファミチキ（ハバネロホット）」の新発売に伴い、同社は7月5日から「激ウマ！ハバネロホットチキン対決」を開始します。

担当者によると、「ターゲットは20代〜50代の男女」で、「ファミチキは男性、クリスピーチキンは女性から支持が多い。今回の『ハバネロチキン対決』では幅広い年代に喫食いただききたい」とのこと。

また、「対決」と銘打っているものの、実際には「できればどっちも食べてほしい」が本音なんだとか。みなさんも、ぜひ食べ比べをして、2つのチキンの異なる魅力を味わってみてはいかがでしょうか？

筆者：松本陸杜／ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。