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「肩上」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.16
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「肩上」です。

「え、かたあげって読むんじゃないの?」と思われた方も多いはず。確かに間違い無いですが、実はほかにも読み方があるんですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

…なお、今回は読み仮名4文字で考えてみてくださいね。

「肩上」の読み方!

「肩上」の「かたあげ」以外の読み方と聞いて、「かたあがり」が頭に浮かんだ方も多いかもしれません。

それはこの言葉の読み方として間違いではないものの、残念ながら今回は不正解…。条件として、読み仮名4文字が設定されているからです。

それでは、正解がわからず困っている方のために、ここでヒントをお伝えします!

「肩上」はこの読み方をする場合「綿上」もしくは「綿噛」と書くことができますよ。

…これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「わたがみ」でした!

「肩上」について

ヒントが「綿上」だけなら「わたうえと読むのかな?」と迷われたかもしれませんが、もう1つ「綿噛」とあったため、すぐに「わかった! わたがみと読むんでしょう?」と気づいた方も多いと思います。

それでは、「肩上(わたがみ)」とはどのような意味なのでしょうか?

1 鎧や具足の胴の両肩に懸ける部分の名称。背面の押付の板から両肩に続けて前の胸板の高紐に懸け合わせる装置。
2 頭の後ろの方。後ろ髪。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「具足(ぐそく)」には様々な意味がありますが、この場合は武具や甲冑のこと。現代ではまず使ったり目にすることがないものですが、時代劇などで目にしたことのある方のいらっしゃるかもしれませんね。

2は1と大きく異なる意味ですね。しかし、そう言えば「後ろ髪」は「肩」のすぐ上にあります。もしかしたら、それに由来しているんでしょうか…?

ちなみに、「肩上」には「かたあげ」「かたあがり」「わたがみ」のほかに、もう1つ「けんじょう」という読み方がありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「肩上」は「かたあげ」のほかに3つの読み方があります。

ぜひ様々な読み方をこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!