トム・クルーズ、『トップガン』続編の撮影で“体に異変”が起きたルースター役に放った「言葉」が容赦ない

映画『トップガン マーヴェリック』の撮影中に“体に異変”が起きたルースター役のマイルズ・テラーにトム・クルーズが放った「言葉」が容赦ない、というかさすがトム。（フロントロウ編集部）

マイルズ・テラーの血液からジェット燃料が検出される!?

全世界で大ヒットを記録している映画『トップガン マーヴェリック』に亡きグースの息子ルースター役で出演するマイルズ・テラーが、撮影中に体調を崩したときのことを米人気トーク番組『Late Night With Seth Meyers（原題）』で振り返った。

ご存じの方も多いと思うが、本作ではリアリティを追求するべく、主演のトム・クルーズやマイルズをはじめとするパイロット役の俳優たちが実際に戦闘機に乗って撮影を行なったことで知られる。

「着陸したあと、『気分が悪い』と言いました。すごく暑くて、体じゅうかゆくてしかたありませんでした。それで戦闘機から降りたあと確認したら、頭のてっぺんからつま先まで蕁麻疹（じんましん）だらけでした」

すぐに病院に行って血液検査を受けたというマイルズは、翌日、医師から興味深い知らせを受けたという。なんと血液検査の結果、マイルズの血液から「難燃剤、殺虫剤、ジェット燃料」が見つかった。最初はびっくりしたものの、「それからしばらくして『ちょっと待てよ、これってじつはクールじゃないか』と思った」というマイルズだが、彼を驚かせたのは検査の結果だけではなかった。

トム・クルーズに報告したら思いがけない言葉が返ってきた

後日、撮影現場でトムに声をかけられたマイルズは、「（検査は）どうだった、マイルズ？医者は何か見つけたか？」と聞かれたので、「トム、僕の血にはジェット燃料が流れていることが判明した」と答えたところ、返ってきたのは心配の言葉でも労いの言葉でもなく…。

「ああ、僕は生まれつきだ、若造」

容赦ない、というかさすがトム。恐らくこれはトムにしか言えない言葉だろう。マイルズもそう思ったようで、「僕にとってまさにトムという瞬間でした」と語っている。（フロントロウ編集部）