「父親はツアーに出ていると思っている」、故トム・パーカー娘の様子に胸が絞めつけられる

イギリスの人気ボーイズグループ、ザ・ウォンテッドのメンバーであるトム・パーカーが亡くなった後の子どもたちの様子を、妻で俳優のケルシー・ハードウィックが明かした。（フロントロウ編集部）

33歳でこの世を去ったトム

デビューシングル「All Time Low」で全英シングル・チャート1位を獲得して注目を集めていたボーイズグループ、ザ・ウォンテッドのメンバーであるトム・パーカーは、2020年10月に脳腫瘍だということを英OK!Magazineで公表。

インタビューでは「ステージ4の（悪性腫瘍である）膠芽腫で、末期だと言われた」ことを打ち明けるも、一時は腫瘍のかなりの部分が取り除かれ、治療の良い反応が出ていることを明かしていた。

ザ・ウォンテッドは2014年に解散していたが、トムの思いもあり2021年に再結成。そしてトムはザ・ウォンテッドのライブに登場するなど、復活に向けて準備していたが、英時間3月30日に亡くなったと、妻である俳優のケルシー・ハードウィックがインスタグラムで発表した。

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子どもたちはトムの死を理解していない

そんなトムには2歳のアウレリアと1歳のボーディという子どもがいる。とくに2歳のアウレリアはトムが亡くなったことを理解していないようで、ケルシーは「彼女は『お父さんはツアーに出ているんでしょ。いつ戻って来るの？』って感じなんです。彼女は本当に混乱しています」とトーク番組『Lorraine』で明かした。

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ケルシーは子どもたちに父親が亡くなったということを理解してもらうために、包み隠さずトムが亡くなったということを伝えているそうだが、「彼女はまだ毎日彼のことを話していて、彼が戻ってこないことをまだ理解していないんです。だから私は単刀直入に、『彼はもう戻ってこないの。彼は死んで、もう戻ってこないの』って言っています」と語った。（フロントロウ編集部）