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30代女性の働き方を100人に調査!仕事を続けたくない理由や、起業に向いてる人の条件…

  • 2022.6.16

働き方が多様化している今、CLASSY.世代は仕事についてどのように考え、どのような道を選択しているのでしょうか?起業・副業・複業・インフルエンサーとして収入を得る…今どきの「働き方」についてレポートします。

CLASSY.世代100人に聞きました「今の働き方、どうですか?」

みんなは今の仕事やこれからの働き方についてどう思っている?CLASSY.世代100人に働き方についての意識調査を行いました。(集計結果の割合、小数点以下は四捨五入)

Q1.今の雇用形態を教えてください

1位.正社員
2位.契約社員
3位.パート・アルバイト
4位.フリーランス
4位.派遣社員

今回アンケートに答えてくれたCLASSY.世代の8割以上が正社員。フルタイムで働いている人がほとんどという結果でした。

Q2.今の仕事を今後も続けたいですか?

続けたい 52%
続けたくない 24%
わからない 23%
その他 1%

今の仕事を続けたいという人が約半数。仕事を変えたいという人とほぼ同じ割合で、仕事を続けるか変えるか迷っている人もいるようです。

Q3.Q2で「今の仕事を続けたくない」と答えた方は理由を教えてください

1位.別の仕事がしたい
2位.忙しすぎる
3位.収入に不満がある
3位.業務内容に不満がある

次に多かった理由として「新しいことにトライしていきたい」というものや、「上司と合わない」という人間関係を理由に挙げる人も。

Q4.「やってみたい」「興味がある」働き方は?(複数回答可)

1位.副業
2位.フリーランス
3位.起業
4位.複業(パラレルワーク)
5位.インフルエンサー

正社員にプラスしての副業を考えている人が多く、不動産などの不労所得を検討する人も。フリーランスは出産後に育児をしながら働く選択肢として挙がりました。

働き方「起業」を、話題のアラサー起業家にインタビュー!

20代、30代の女性でも珍しくなくなってきた起業。会社員を経て、自分の道を切り開いたCLASSY.世代起業家にお話を聞きました。

お話を伺ったのは…松園詩織さん
「ANDART」代表’14年サイバーエージェント入社、新規事業責任者を担当。東京ガールズコレクションを運営するW TOKYO勤務を経て、’18年にアート作品の共同保有サービス・ANDARTを創業。

起業の「きっかけ」
学生時代から自分が打ち込めるテーマを探していました
大学時代から学生起業家が周りに多く、起業は「本気でやりたいことをする時の手段」というイメージを持っていて、自分が熱狂しながら打ち込めるテーマを探していました。W TOKYO時代に敷居が高く閉鎖的なアートの世界と一般の人とをつなげるビジネスがしたいと思い、ANDARTを創業しました。

起業の「メンバー探し」
自分にとって重要な2つのポイントをベースに
立ち上げ期はわからないことの連続でしたが、私は自分の苦手なことと得意なことが明確にわかっていたので「自分ができないことをカバーできる能力がある人」「心から信頼できる人柄」の二軸で、かつて一緒に働いたことがあって絶対的に信頼できる人を誘いました。私は対外的な「攻め」の部分を担当し、事務作業やオフィス探し、事業計画の作成、採用、経理などの「守り」の部分は頼りになるメンバーが支えてくれました。

起業家としての「やりがい」
サービスを利用してくださっている方が喜んでくれることです
「起業してよかった」とやりがいを感じるのは、サービスを利用してくださっているオーナーさんが「憧れのアーティストの作品が買えた!」と喜んでくださったり「ANDARTをきっかけによりアートが好きになった」という声を聞いた時。会社員の時と一番違うのは、良くも悪くも自分の意思決定の影響の度合いが大きいという点ですね。

起業の「大変だったこと」
大変すぎて記憶がないくらいですが(笑)事業以外のことにとても時間をとられます
会社員の時に当たり前にあったものがすべてないので、資金調達、採用、アート業界で覚えていただくことなど事業以外の部分に時間がとられました。資金調達はエクイティファイナンス(新株を発行して資金調達を行う方法)がメインでしたが、知らない用語を覚えるところから始まったので苦労しました。また、当時は世界でも事例のない新しいビジネスモデルだったので、成功パターンやニーズの有無など参考データが少なかったのも大変でした。

起業に「向いている人」
2つに絞るならコレ!
①執着心と根拠のない自信があって、②人のアドバイスを聞きすぎない人、が起業家に向いていると思います。私は「すべて自分の選択であるという前提で、他責にしない」「〝こうあるべき〞をなくし、パーフェクトを自分に課さない」「自分が大切にしていること、嫌な状況など価値観を周りにもシェアしておき、人に助けてもらいやすい環境を創る」ことをなんとなく決めていて、あとはなんとかなる精神であえて考えすぎないようにしています!

イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc

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