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シュワシュワ飲みやすい! 女子にオススメの「スパークリング日本酒」8選

  • 2015.10.5
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和食ブームの波に乗って、世界的に注目を浴びている「日本酒(清酒)」。日本酒の輸出量は、右肩上がりに増え続けています。(※1)

海外での人気度が高まる一方で、日本国内での日本酒の消費は低迷傾向にあります。その大きな理由として、若年層のお酒離れが挙げられます。

そんな日本酒に救世主のようにあらわれたのが「スパークリング日本酒」です。

とくに20~30代の女性からの支持・感心が高まり、最近では女子会でもよく飲まれるようになりました。そこで、シチュエーション別にオススメのスパークリング日本酒をご紹介します!

■味にこだわる大人女子向けのスパークリング日本酒4選

グルメな女子会には、瓶内二次発酵タイプのスパークリング日本酒がオススメです。高級そうなボトルデザインもポイントです。

一ノ蔵『すず音』(税込/772円 300ml)
スパークリング日本酒の大御所的存在。緑色の涼やかなすりガラスのボトルに入ったすず音は、グラスに注ぐと炭酸のチリチリとした音色が響きます。甘酸っぱく爽やかな味わいは、大人女子会にピッタリ。

加藤吉平商店『梵 プレミアムスパークリング』(税込/3,675円 375ml)
兵庫県産山田錦を2割まで磨いた、贅沢な大吟醸のスパークリング。酸味と甘みのバランスのとれた華やかで上品な味わいは、特別な日に最適です。まさにシャンパンのように楽しめる1本です。

旭酒造『獺祭 発泡にごり酒スパークリング50』(税込/972円 360ml)
山田錦の米の甘みや洗練された味わいを感じられる実力派です。飲みくちはキリッとしていて、食事やデザートにも合います。上位クラスの『獺祭 磨き三割九分 スパークリング』もオススメ。

五橋『発泡純米酒 ねね』 (税込/756円 300ml)
フルーティーさが際立つ1本。山口県産の日本晴を使用しており、甘みとほどよい酸味がマッチした軽やかな飲みくちです。ペールピンクの色合いが可愛い『のの』と共に、食後酒にどうぞ。

■かわいさにこだわる女子向けのスパークリング日本酒4選

デザインの可愛さにこだわったスパークリング日本酒もたくさんあります。かわいさ重視の女子会のおもたせにピッタリです。

花の舞酒造『ぷちしゅわ日本酒 ちょびっと乾杯』
プチプチとした泡が立ち上るようなボトルデザインがキュートなプチしゅわ日本酒。甘口で飲みやすい「ちょびっと乾杯シリーズ」は、3年連続モンドセレクション金賞を受賞しています。

文楽『純米吟醸スパークリング PUPPY』(税込/594円 240ml)
ボトルに子犬が描かれた、サイダーのようないでたちのスパークリング日本酒。甘酸っぱい風味で、デザートのように飲めます。

秀よし『ラ・シャンテ』(税込/513円 280ml)
シャンパンボトルのように個性的なボトルデザインがオシャレ! あきたこまちと奥羽山脈の伏流水だけで作ったスパークリング日本酒です。フルーティーで爽やかな味わいを楽しめます。

月桂冠株式会社『うたかた』(税込/513円 305ml)
和柄のボトルデザインが目を引くうたかた。京都のテキスタイルブランド『SOU・SOU』が監修しています。飲み終えた後には、一輪挿しとしても使える優秀な1本です。

■スパークリング日本酒ブームの火付け役って?

このスパークリング日本酒ブームの火付け役となったのが、平成10年(1998年)に発売された、一ノ蔵の『すず音』。優しい口当たりと飲みやすさから、ジワジワと人気に火がつき始めました。

とくにお酒の苦手な女性や愛好家からの支持を得て、知る人ぞ知る“日本酒のシャンパン”として嗜まれていたすず音。しかし、スパークリング日本酒のジャンルの確立に貢献したのは、宝酒造株式会社『澪』の登場によります。

平成23年(2011年)に澪が発売され、女優の杏さんがCMキャラクターなどに起用されると、新しいものに目がない女性を中心に認知度がアップ。

平成25年(2013年)には身近なコンビニやスーパーでの取り扱いが始まり、手にする人が一気に増えました。澪は、印象的なブルーのボトル、手頃な価格に加え、飲みきりやすい容量のRTD市場の好調を受けて、裾野を広げています。

■クリアタイプやにごりのもの、製法の違いで種類もさまざま

発泡している日本酒の製法にはいくつか種類がありますが、いわゆる「スパークリング日本酒」とよばれるものの製法は、瓶内で二次発酵させるタイプと炭酸ガスを充填するタイプの2つに分けられます。

いずれもアルコール度数は低めに作られており、優しい甘さと口当たりの良さから、お酒が苦手な方でも飲みやすいのが特徴です。

瓶内二次発酵タイプはシャンパンの製法に準じていることから、「和製シャンパン」とも呼ばれています。製法は、火入れを行わない発酵途中のもろみを瓶に詰め、瓶内で発酵を進めるというもの。その過程で炭酸が発生し、発泡した日本酒が完成します。

色はクリアなものやにごりのあるものなど様々で、細やかな自然の発泡を楽しめます。低アルコールとはいえ、米の味わいもしっかり感じられる本格派でもあります。『すず音』『獺祭スパークリング50』『ねね』など、瓶内二次発酵タイプは種類も豊富です。

炭酸ガス充填タイプは、出来上がった清酒に炭酸ガスを充填したもの。比較的安価に作れるので、お手頃価格で手に入りやすいといったメリットがあります。見た目はにごりがなくクリアで、すっきりした味わい。品質も安定しているので、常温での保存も可能です。『澪』『うたかた』などがこちらのタイプです。

最近の結婚式では、シャンパンの代わりにスパークリング日本酒が使われる場合もあるのだとか。ハロウィンパーティやクリスマス、忘年会など、人が集まる機会が増えるこれからの季節。今年は、スパークリング日本酒で楽しんでみてはいかがでしょうか。

※1:国税庁「平成15年~平成25年の輸出統計」より/平成15年(2003年)と平成25年(2013年)を比較すると、輸出総量は約8,270kLから約10,534KL(約130%増)、輸出金額は約39億円から約105億円(約270%増)と、大きく伸びています。

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