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薄着で風邪に強くなる!? 赤ちゃんに着せる「秋の服装」のポイント

  • 2015.10.5
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【ママからのご相談】

4か月の赤ちゃんのママです。夏生まれなので、夏の間は肌着1枚で過ごしていましたが、秋になり急に涼しくなったので服装に困っています。赤ちゃんは大人より1枚薄く、大人よりも1枚多く……とちぐはぐな説を聞くのですが、 実際はどういう格好をさせてあげるべきなのでしょうか?

●A. ハイハイが始まる月齢の赤ちゃんは、基本的に薄着でOKです。

ご相談ありがとうございます。ママライターのましゅままです。

うだるような暑さが過ぎたと思ったら突然涼しくなって、秋は大人でさえ気温の変化に戸惑ってしまう季節ですね。寒い・暑いと言えない赤ちゃんはどんな格好をさせるべきか、本当に迷うと思います。昼夜の気温の変化も激しく、日中の服装だけでなくパジャマも気を遣いますよね。

“かよわい”というイメージから厚着をさせたくなってしまうものですが、赤ちゃんは思いのほか暑がり。薄着のほうが動きやすく過ごしやすいのです。

●赤ちゃんの秋の服装

赤ちゃんは新陳代謝が激しく、たくさんのエネルギーを体から発散しています。ですから、動きが激しくなったハイハイ期以降は大人の服装-1枚が目安です。ただ、ねんね期の新生児~2か月ごろまでは体の保温機能が低いため、大人より薄手のものを1枚足してあげる要領で服を着せてあげましょう。

●秋の赤ちゃんの服の着せ方の例

【新生児~2か月ごろの赤ちゃん(大人+1枚)】

・短肌着+コンビ肌着(長肌着)+長袖カバーオール

【3か月~8か月ごろの赤ちゃん(大人と同じ、または大人-1枚)】

・半袖ボディースーツ+長袖カバーオール

・長袖Tシャツ+オーバーオール

【8か月~1歳ごろの赤ちゃん(大人-1枚)】

・半袖ボディースーツ+長袖Tシャツ+ボトムス

顔色や機嫌が良く、おなかと背中があったかければ特に寒がっていることはありません。逆に、汗をかいていたり顔がほてっていたりする様子なら、服装を薄手にしてあげましょう。

●赤ちゃんの薄着スタイルのメリット

過度の薄着は禁物ですが、赤ちゃんを薄着で育てるといくつかメリットがあります。

・皮膚が丈夫になる

・体の体温調整機能が正常に育つ

・風邪をひきにくくなる

・思い切り動くことができる

など挙げられます。すくすく、健やかに育てるには薄着スタイルがピッタリなのです。

筆者も、お世話になった産婦人科の先生に薄着スタイルをすすめられました。一昔前とは考え方が変わってきているようです。筆者の長女は生後6か月から薄着スタイルで、寝るときは冬でも長袖か半袖1枚ですが、風邪は引いたことがありませんし肌トラブルもすごく少ないです。

●ママの感覚と、赤ちゃんの様子で服装の見極めを

0歳代の服装の着せ方は、赤ちゃんの体作りに影響を与えます。

秋は、寒暖差が激しく風邪をひきやすい季節です。育児が初めてのママにとっては赤ちゃんの服装のコントロールは難しいところですが、ママ自身が暑い・寒いと感じるなら赤ちゃんも同じですので、まめに赤ちゃんの様子をチェックしてあげてくださいね。

【参考リンク】

・ベビー肌着とベビー服の組み合わせ | ムーニー ユニ・チャーム

●ライター/ましゅまま(ママライター)

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