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【日光市】湯沢屋のまんじゅうで知られる和菓子屋がオープンした「鉢石カフェ」

  • 2022.6.12

今日は何の日?に、ハマっている地域特派員のめぐりんりんです。和菓子の日が6月16日にあると知って、2022年2月に日光にオープンした「鉢石カフェ」を紹介します。

創業文化元年「湯沢屋」の和カフェ!?

カフェと言えども、もともとは湯沢屋の店舗に隣接していた茶寮のこと。湯沢屋という名前にピンときましたか?ご存じの方も多いかもしれません。大正天皇に酒饅頭(湯沢屋のまんじゅう)を献上された老舗の和菓子屋さんです。創業はなんと文化元年(1804年)。今から200年以上前のことです。歴史の深さを感じますね。

出典:リビング栃木Web

場所は「東武日光駅」から徒歩15分。東照宮に向かうメイン通りにあります。 鉢石カフェは裏手にあった石蔵をリノベーションされました。駐車場があり、ずんずん歩いていくと・・・ まるで江戸時代にタイムスリップしたような 憩いのスペースがあり。

出典:リビング栃木Web

蔵と蔵の間には、神社までもあるなんて。 ご利益がありそうですね。

出典:リビング栃木Web

テイクアウトもできるので、天気の良い日はサクッと買って、 食べ歩きや小休憩も良さそう。

出典:リビング栃木Web

ゆっくりしたい方は、奥のお店スペースへ。手前はテラス席で、ペット同伴もOKとのこと。

出典:リビング栃木Web

さあ、中に入っていきましょう。 ナチュラルさと重厚感を重ねた異空間です。

出典:リビング栃木Web

ここはどこ? 時間が止まったような、ゆったりとした気持ちになります。

出典:リビング栃木Web

右端に写るのは、暖炉。冬でも暖かく過ごせそう。使っていない時期も、温かみのある雰囲気を醸し出しています。

鉢石カフェのメニュー

和菓子を中心に日光あんみつ、焼きまんじゅう。

出典:リビング栃木Web

パフェや豆乳ソフト、日光天然氷のかき氷までも!!!天然氷のを食べられるお店も多くありません。

出典:リビング栃木Web

和を満喫したかったので、和カフェセット(1485円)にしました。 月ごとに替わる和菓子の3種盛(6月分)です。

セットの飲み物は、緑茶(2杯分/静岡県川奈産)・抹茶(京都府宇治産)・エスプレッソ・ドリップコーヒ―から選べます。どっぷり和に浸りたかったので、抹茶にしました。

しばらくして、出てきたのがこちら。

出典:リビング栃木Web

うわぁ〜何て慎ましくも繊細な和菓子3品。 後ほど驚いたことが あったので、順番に和菓子を紹介しますね。

季節の和菓子【水無月】

1品目 紫陽花(あじさい)《錦玉・淡雪羹》

出典:リビング栃木Web

6月と言えば、梅雨ですよね。一緒に紫陽花を思い浮かべる方も多いのでは?彩り豊かで涼しげなイメージを上手に表しています。

2品目 雨後(うご)《練り切り》

出典:リビング栃木Web

一番驚いたことです。葉っぱをイメージした練り切りの上に、水滴が!!!ついているのが見えますか? 日本の繊細なる感性と技術が見事に表現されていますよね。一気にテンションがあがっちゃいました。

3品目 香魚(こうぎょ)《粒きんとん飴》

出典:リビング栃木Web

ここでも芸が細かくて。上にちょこんと乗っかっているお魚は分かりますか?香魚です。清流に生息する鮎(アユ)を指します。鮎は独特の香りを持つらしい。日光の大谷川にも生息しているそうですね。

どれも視覚で驚かされ、もちろん味にも職人魂が宿っていました。舌触り、滑らかさ。絶妙な甘さ加減。贅沢で至福の時間を過ごしました。

さらに、鉢石カフェで満喫

月ごとに変わる和菓子が出てくるので、季節の折々に訪れたいお店になりそう。どうせなら着物を着て、江戸時代の雰囲気を堪能してはいかがでしょうか。時間を忘れて、美しいものに触れ、美味しいものを味わって、幸せなひとときをお過ごしくださいね。日光観光の際にはぜひ寄って欲しい名所になりそうです。

店舗名: 鉢石カフェ 住所:日光市下鉢石町946 TEL:0288-54-0038 営業時間:10:00~17:00 (LO 16:30) 定休日:不定休 ホームページ https://www.yuzawaya.jp/

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