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「マイファミリー」ついに今夜、最終回 “黒幕”の正体は?SNS予想が過熱

  • 2022.6.13
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「マイファミリー」に出演中の多部未華子さん(2017年6月、時事通信フォト)
「マイファミリー」に出演中の多部未華子さん(2017年6月、時事通信フォト)

二宮和也さんが主演し、TBS系「日曜劇場」枠(毎週日曜 後9:00)で放送中の「マイファミリー」が6月12日、いよいよ最終回を迎えます。

本作は、連続誘拐を軸に先が読めないストーリーが展開し、話題になっています。二宮さん演じる鳴沢温人と、多部未華子さん演じる未知留の娘・友果(大島美優さん)が誘拐されたのを皮切りに、三輪家(賀来賢人さん・蓮佛美沙子さん)の娘・優月(山崎莉里那さん)、阿久津家(松本幸四郎さん・森脇英理子さん)の娘・実咲(凛美さん)も、次々と誘拐されてしまいました。

温人が警察に連行された上、未知留が何者かに眠らされてしまうという衝撃の展開で最終回へ突入。その中で、捜査線上に浮かび上がってきた、友果が所有する「タブレット」の存在。未知留が友果の自室からタブレットを回収し外へ逃げたところ、何者かに襲われました……。

果たして真犯人は誰なのでしょうか……。SNSでも黒幕の予想が過熱しています。

阿久津・松本幸四郎、香菜子・高橋メアリージュン… SNSで黒幕予想が過熱

SNSでは、毎話、放送される度に“考察合戦”が繰り広げられています。真犯人の予想として、名前が挙がっているのが、自身も娘を誘拐された被害者である阿久津(松本さん)と、温人が経営する企業「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の社員・立脇香菜子(高橋メアリージュンさん)です。

実の娘である実咲を誘拐されている以上、阿久津は真っ先に真犯人候補から外してもいい人物のように思えます。しかし、一連の誘拐の発端となった、東堂樹生(濱田岳さん)の娘・心春(野澤しおりさん)が姿を消した5年前を振り返ってみると、心春と実咲は仲のいい友人同士だったことが分かっています。

また、心春は実咲にだけ、とある相談事をしていたということも判明しました。

このことから「実咲の父親である阿久津が心春の誘拐に関係しているのではないか」とする考察が挙がるように。今のところSNS上では「なんらかの事件(たとえば過失により心春の命を奪ってしまった、など)を隠ぺいするため、阿久津が誘拐をでっち上げた」という説も挙がっています。

もう1人、香菜子の存在も無視できないでしょう。自身にとって子供と等しいほど大切な存在であるハルカナを守るため、非情な判断も辞さない面を見せてきた香菜子。温人が警察に連行されてしまったのも、彼女が阿久津に情報を渡した上で、警察への通報を促したように受け取ることもできます。

そのほか、警察側の人間のうち、刑事の葛城圭史(玉木宏さん)や捜査一課長・警視の吉乃栄太郎(富澤たけしさん)の名前もささやかれています。

巧妙に敷かれた伏線… 真犯人の目的は?

巧妙に敷かれた伏線が、絶妙なタイミングで回収される本作。まだ明かされていない謎を挙げるとすれば、次の2点。「真犯人が阿久津家の誘拐において直接手を下した理由」と「タブレットの中身」です。

鳴沢家の娘・友果を誘拐したことで、言ってしまえば東堂は“真犯人による駒”のような存在となってしまいました。実際のところ、三輪家の娘・優月の誘拐を強要されていました。

これと同じように、真犯人は阿久津家の誘拐においても、東堂に命令し遂行させればよかったのではないでしょうか。心春を脅しの材料に使えば東堂は従ったでしょうし、真犯人にとっても足がつく可能性が減って一石二鳥だったはず。

阿久津家の誘拐を、真犯人自らの手で行わなければならない理由があったのでしょうか。

もう1点は、実咲が友果に預けたタブレットの中身。タブレットの中には、どうやら重要なデータが入っている様子。友果の部屋からタブレットを回収した未知留は、突如かかってきた機械音声による電話(東堂と名乗っていますが、おそらく真犯人によるもの)の指示に従い、そのタブレットを持って勝手口から脱出。しかし、何者かの手によって眠らされてしまいました。

タブレットには、よほど表には出したくないデータが入っているのでしょう……。

最終回の展開は?

上記に挙げた大きな2つの謎とともに、真犯人の存在も最終回で明かされるとみられています。

6月12日放送の第10話は15分拡大版で放送。真犯人が温人に、逃走中の東堂と未知留の交換を要求。温人は犯人を暴いてほしいと葛城に頼み、自身は未知留を救うため、行動に移す…という展開です。

SNSでも「あと1話で回収しきれると思えない」「真犯人を知りたいけど終わってしまうのはさみしい」「最終回が待ちきれない」など、最終回に向けて、さまざまな意見が飛び交っています。

果たして、黒幕となる真犯人は誰なのか…。そして、どんな結末を迎えるのか…。ラストのラストまで目が離せない展開になりそうです。

ライター 北村有

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