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「鯉濃」はなんて読む?ヒントは“読み仮名4文字”!正解は…?

  • 2022.7.11
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魚にはたくさんの種類がいますが、その中でも「鯉(こい)」は有名ですよね。川や池、沼や湖など様々なところに生息しているため、実際に目にしたことのある方も多いと思います。

さて今回は、そんな「鯉」に関する難読漢字「鯉濃」をご紹介。みなさんは、正しく読むことはできますか?

「鯉濃」の読み方!

「濃」は味が「濃い(こい)」や「濃厚(のうこう)」、「濃密(のうみつ)」などと読みますよね。しかし、だからと言って「鯉濃」の読み方は「こいこい」や「こいのう」ではありませんよ。

それでは、ここでヒントをお伝えします! 実は「鯉濃」は、「鯉」を使って作るとある料理の名前なんです。

…これを聞いて、なんとなく読み方が浮かんできた方も多いかもしれませんね。ちなみに、読み仮名は4文字ですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「こいこく」でした!

「鯉濃」について

「鯉」を使った料理の中で「鯉濃(こいこく)」は有名かもしれません。とある料理と聞いて、「もしかして…」とピンときた方も多いと思います。

ただ、名前を聞いたことはあっても、具体的にどのような料理なのかご存知の方は少ないかもしれません。この機会に、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 (鯉の濃漿(こくしょう)の意から) 鯉の輪切りを入れて煮込んだ味噌汁(みそしる)。鯉濃漿。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

引用にある「濃漿(こくしょう)」は「肉や魚などをよく煮込んだ濃い味噌汁」のこと。「鯉」を使っているから「鯉濃」なんですね。

作り方はいたって簡単で、様々なレシピがあるみたい。興味を持たれた方は、ぜひ一度作って食べてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「鯉濃」は「こいこく」と読みます。

今後も魚に関するものをはじめ、様々な難読漢字をご紹介していきますよ。ぜひお楽しみに!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館