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「十露盤」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.29
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「十露盤」です。

「じゅうろばん」と読んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。でも、もちろん答えはそんなに簡単ではないですよ。

読み仮名は4文字です。さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「十露盤」の読み方!

いったいぜんたいなにを表しているのか、見当も付かない方も多いかもしれません。

しかし、実はその正体は誰しもが知っているであろうあの道具のことなんです! 子どものころ、もしかしたら習っていた方もいらっしゃるかもしれませんよ。

今回の答えを使って「読み書き○○○○」なんていう、表現がありますよね。計算することを表す言葉ですよ。

そう、正解は「そろばん」でした!

「十露盤」について

ノーヒントでは「じゅうろばんとしか読めないよ…」と困惑されていた方も、ヒントから「そろばん」という読み方にたどり着けたかもしれませんね。

さて、誰しも一度は「十露盤(そろばん)」の名を聞いたことがあると思います。しかし、計算機やスマホで計算をする方が多い現代において、とくに若い方の中では実際に使ったことのある方はあまり多くないかもしれません。

この機会に、どのような道具なのか、改めて辞書で調べてみましょう!

〘名〙
① 計算器具の一つ。横長の長方形の枠(わく)、枠の左から右へわたり、中の仕切りをする梁(はり)、梁を上下に貫く多数の細い桁(けた)、桁の梁の上部にはめこまれた一個(ないしは二個)の五珠(ごだま)、桁の梁の下部にはめこまれた四個(ないしは五個)の一珠(いちだま)、梁に三桁ないしは四桁毎に打ってある定位点などがある。(略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

また、「そろばん」は「算盤」と表記するほうが一般的かもしれません。

しかし、実は意味はそれだけではありません。よく知られている「そろばん」とは、まるで異なるものも表しているんですよ。

② ①を用いて計算すること。損得・利害の計算。勘定。転じて、あきない。商売。そろばんだま。
③ 砂地の海岸で船をあげおろしするための道具。二本の角材の間に転(ころ)を配したもの。
④ 土蔵入口の裏白戸の下、敷居の上にある木で、下端(したば)に鉄車を有するもの。
⑤ 「そろばんぎ(算盤木)」の略。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

様々な意味がありますので、混同しないよう気を付けてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「十露盤」は「そろばん」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!