「永永」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は…？

今回ご紹介する難読漢字はこちら！「永永」です。

「え、えいえいって読むんでしょう？」「なにが難しいの…？」と困惑された方も多いかもしれません。

たしかにその通りですが、実はほかにも変わった読み方があるんですよ。さぁ、当ててみてください！

「永」の読み方といえば、「永遠（えいえん）」や「永久（えいきゅう）」などの「えい」、もしくは「永い（ながい）」が一般的ですよね。そのため「ながなが」と読んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。

でも残念！「永永し（ながながし）」という形容詞はありますが、「永永」は「ながなが」とは読まないんです。

「○う○う」と4文字で読みますよ。ちなみに○には同じ文字が入ります。

…そろそろ、答えの検討はつきましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「ようよう」でした！

「永」に「よう」という読み方があることをご存知だった方は少ないと思います。ちなみにこの読み方をする場合「影」と書くこともできますよ。

さて、それでは「永永（ようよう）」は、どのような意味を持っているのでしょうか？

〘副〙 (「よう」は「永」の呉音) いつまでも。永久に。えいえい。→未来永永。

出典：『精選版日本国語大辞典』小学館

読み方は変わっても、意味は「えいえい」と同じようです。

ちなみに「えいえい」と読む際は、ほかに「永年にわたって。ながながと」という意味も持ちます。

ちなみに、「永」を「よう」と読む言葉には、ほかに「永劫」がありますよ。こちらは「えいごう」、もしくは「ようごう」と読みます。意味は「非常に長い年月。未来にわたる長い時間」です。併せて覚えておきましょう！

いかがでしたか？

「永永」は「えいえい」のほかに「ようよう」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに！

※参考文献：『精選版日本国語大辞典』小学館