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「打打」=「うつうつ」?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.16
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「打打」です。

「うつうつ」と読みたくなりますが、残念ながら不正解。使用されている漢字からは、ちょっと予想もつかない読み方をするんですよ!

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「打打」の読み方!

「打」は「打撃(だげき)」や「痛打(つうだ)」などの言葉に使われているため、「だだ」と読んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに「だだをこねる」は「駄駄を捏ねる」と書きますよ。

読み仮名はなんと6文字! ノーヒントでは、なかなか考えがまとまらないかもしれませんね。

それでは、ここでヒントをお伝えします! 「打打」は「丁丁」と書くこともできますよ。

「丁」が2つ使われているとなると、読み方はもうあれしかないですよね?

そう、正解は「ちょうちょう」でした!

「打打」について

「丁」は「一丁目(いっちょうめ)」や「丁度(ちょうど)」のように使いますよね。そのため、ヒントを見てすぐに「ちょうちょう」という読み方にたどり着けた方も多いと思います。

さて、それでは「打打」とはどのような意味なのでしょうか?

〘副〙 (多く「と」を伴って用いるが、古くは「ちょうちょうど」と濁音になる)
① 金属などがぶつかり合うかん高い音が、続いて響くさまを表わす語。また、いきおいよく打ち続けたり、切り続けたりするさまにもいう。
② 物事がきちんきちんと的確に行なわれるさま。

たとえば「彼の仕事は打打と行われる」「式典は打打と実施されている」などのように使うことができますよ。

ちなみに「打」を「ちょう」と読む言葉には、ほかに「打ず(ちょうず)」や「打擲(ちょうちゃく)」などがあります。また、有名な四字熟語に「打打発止(ちょうちょうはっし)」がありますよ。こちらは「丁丁発矢」と書くこともできます。

まとめ

いかがでしたか?

「打打」は「ちょうちょう」と読みます。

簡単に思える漢字でも、組み合わさることで意外な読み方をすることもありますよ。こちらのほかにもありますので、気になる方は探してみてくださいね!

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館