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「炬」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.27
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今回ご紹介する難読漢字は「炬」。

その時期になると絶対に手放せないという方も多い、日本の冬の風物詩「炬燵(こたつ)」に含まれていますよね。

もちろん「こ」とも読みますが、実はほかに意外な読み方があるんですよ。

今回は、読み仮名4文字で考えてみてください!

「炬」の読み方!

「炬」の右側に見覚えのある方も多いはず…そう! 「巨人(きょじん)」や「巨大(きょだい)」の「巨」と同じですよね。

そして「炬」も、同じく「きょ」と読みます。しかし、残念ながら読み仮名が4文字ではなく2文字…正解の条件を満たすことができません。

それでは、ここでヒントをお伝えします! 「炬」はその読み方をする場合、「松明」と書くこともできますよ。

暗い道を歩く時、あるものを持って歩くシーンが小説や漫画で出てきませんか?

…もうわかりましたよね?

そう、正解は「たいまつ」でした!

「炬」について

「松明」は「しょうめい」とも読みますが、意味は「たいまつ」と読む時と同じです。

また、「炬」を「こ」や「きょ」と読む際も、意味は「たいまつ」とほとんど変わりませんよ。

ただ、この道具が具体的にどのようなものなのか、あまりイメージできていない方もいらっしゃるかもしれません。あらためて「炬(たいまつ)」とはどのようなものなのか、辞書で確認してみましょう!

《「たきまつ(焚松)」の音変化か》松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やアシなども用いるようになった。打ち松。続松。継松。松火。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

「炬」では意味のイメージが難しいですが、「松の樹脂」を使った「明かり」で「松明」と考えるとわかりやすいかもしれません。

ちなみに、「松」と「炬」を組み合わせた言葉に「松炬」というものがあります。読み方は「しょうきょ」といたって簡単ですが、意味はおわかりでしょうか?

…そう、実はこちらも「たいまつ」のことなんですよ!

まとめ

いかがでしたか?

「炬」は「こ」や「きょ」のほかに「たいまつ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!