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「香香」=「かおりかおり」?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.17
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上野動物園の人気者であるパンダの「シャンシャン」。実は漢字で「香香」と書くことはご存知でしょうか?

さて、実は「香香」には、ほかにも2つの読み方があります。そのうち1つはとっても簡単! しかし、もう1つは少し変わり種となっているんです。

みなさんはその読み方を当てることができますか?

「香香」の読み方!

「香」は「かおり」と読むことが多いかもしれません。しかし、もう1つおなじみの読み方があるはずですよ。

…そう! 「こう」ですよね。「お香(おこう)」や「香料(こうりょう)」「香水(こうすい)」など、見かける機会も多いと思います。

そして、「香香」の読み方はズバリ「こうこう」です! ですが、もう1つの読み方は「かおりかおり」ではありませんよ。読み仮名は3文字となっています。

「こうこう」が大きな手がかりになりますよ…!

もうわかりましたよね?

そう、残る1つの読み方は「こうこ」でした!

「香香」について

読み仮名が3文字で、「こうこう」が大きな手がかりになる。これらのヒントから、「こうこ」にたどり着けた方も多いと思います。

「香」が2つも使われていることから、「香香」はなにか「香り(かおり)」や匂いに関係する言葉と思われたかもしれません。

しかし、実はとある食べ物のことなんですよ。

〘名〙 (「香(こう)の物(もの)」の「香」を重ねたもので、もと女房詞) 生の野菜を、糠味噌(ぬかみそ)や塩につけた食品。古くは味噌漬(みそづけ)をいい、また、沢庵漬(たくあんづけ)をいう場合もある。こうのもの。つけもの。こうこ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

そう! なんと「つけもの」のことなんです。なお「こうこ」と読む際も、意味は同じなんですよ。

ちなみに、こちらを使った料理に「香香巻(こうこまき)」というものがあります。名前からもわかるように巻き寿司で、具材に沢庵漬を使うそうですよ。簡単に作れるので、食べたい方はぜひ作ってみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「香香」は「こうこう」「こうこ」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!