ナオミ・キャンベルがカンヌで披露した、セクシーなデコルテドレス。

カンヌの大階段にナオミが登場した。トップモデルは壮麗かつ官能的なドレスで大階段を上り、パレ・デ ・フェスティバルに集まった人々をたちまち魅了した。

パレ・デ・フェスティバルを前に、ヴァレンティノのドレスを纏ったナオミ・キャンベル。（カンヌ、2022年５月23日）photography: Getty

5月23日、パク・チャヌク監督新作『Decision to Leave』の上映会に訪れた人々でクロワゼット通りが賑わうなか、ナオミ・キャンベルがパレ・デ・フェスティバルの大階段に登場。堂々とレッドカーペットを歩く様子は、伝説のトップモデルの面目躍如だ。

注目を引くためか、ナオミ・キャンベルがこの機会に選んだのは、前だけでなく脇も大胆にデコルテが開いたドレス。胸元にはブルガリのネックレスが輝き、会場に集まった人々の目は瞬時に釘づけになった。一面羽根で覆われたヴァレンティノのこのドレスで、52歳のモデルはトレンドのバストの外側のラインを見せる「サイドブーブ」にも挑戦。クロックトップを着こなすフィリピーヌ・ルロワ＝ボリュー、カーラ・ブルーニ、サンドリーヌ・キベルランら、第75回カンヌフェスティバルで存在感を発揮する50代女性たちの仲間入りを果たした。

別格の映画祭常連参加者

ナオミ・キャンベルはカンヌ映画祭の常連でもある。1995年にスパイク・リー監督作映画『ガール6』に出演した際、すでにカンヌの大階段を歩いている。最近母親になったばかりのモデルは、27年前よりさらに華麗な装いに身を包み、同じ熱狂に迎えられた。栄光は年齢とは関係ない。