エリザベス女王、即位70周年を祝した「プラチナジュビリー」の祝賀パレードに参加せず。

1952年に王位を継承したエリザベス女王は今年2月、英国君主として史上初となる即位70周年「プラチナジュビリー」を迎えた。そんな彼女の功績を称え、6月2日～6月5日（現地時間）まで記念行事が行われる。セレブレーションがスタートした2日朝、イギリス王室の公式インスタグラムは女王の最新ポートレートフォトを公開した。

ウィンザー城を背景にした最新ポートレートで女王は、エレガントなブルーのセットアップを着用し、満面の笑みを浮かべている。さらに女王はキャプション欄でプラチナジュビリーを迎える心境を綴った。

「イギリスおよび英連邦のコミュニティ、家族、隣人、友人たち、プラチナジュビリーの記念行事に参加してくださった皆様に感謝いたします。この行事を通じて、多くの幸せな思い出が作られると思います。私は皆様からの優しさに常にインスパイアされ、この行事が過去70年の間に達成されたことを振り返り、自信と熱意を持って未来に目を向ける機会となることを願っています」

4日間に渡るセレブレーションの一環としてエリザベス女王は2日、バッキンガム宮殿周辺で行われるパレードに馬車に乗って参加する予定だったが、当日の朝に不参加を表明。宮殿のバルコニーからパレードを見守ることを発表した。今年4月に96歳を迎え、存命中の君主としては、世界最高齢となったエリザベス女王。今回のパレード不参加は、女王の体調を考慮したものだと報道された。

Text: Elise Taylor Adaptation: Sakurako Suzuki

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