キム・ミンソクとウィ・ハジュン共演の『シャーク 覚醒』はどんな映画なのか

韓国映画の『Shark: The Beginning（原題）』が、8月26日に『シャーク 覚醒』（邦題）というタイトルで日本公開されることが決まった。

本作で主演を務めるキム・ミンソクは、2016年放送の『太陽の末裔』でキム・ギボムというキャラクターを演じていた俳優だ。

この『シャーク 覚醒』は、Webtoonで人気のバトルアクション『シャーク』を原作とした映画だ。

予想していなかったアクシデントによって少年院に収容されてしまったウソル。日常的に暴力がはびこるその場所で、総合格闘技の元チャンピョンのドヒョンと出会い、ウソルは自分の中にある弱さと向き合っていく。

こうして、心身の限界を一歩一歩乗り越えて成長していくが、裏社会で暴虐の限りを尽くすいじめの加害者のソクチャンに対する恐怖が消えずに怯えるウソル。果たして、収容期間を終えて少年院を出た彼は、自分の尊厳のために人生を賭けた戦いにどう挑んでいくのだろうか。

公開が待ち遠しい

そのウソルというキャラクターを演じる主演のキム・ミンソクは、『太陽の末裔』以外にも『修羅の華』という作品にも出演している。

そんな彼が演じるウソルと少年院で出会うドヒョンに扮するのは、2017年『黄金の私の人生』、2020年『18アゲイン』、2021年『イカゲーム』などに出演していた俳優のウィ・ハジュンだ。

他にも、ウソルを虐げるいじめの加害者ペ・ソクチャン役をドラマ『悪霊狩猟団：カウンターズ』のチョン・ウォンチャンという俳優が演じる。

チェ・ヨジュン監督の作品である『シャーク 覚醒』は、8月26日から東京のシネマート新宿を始め、大阪のシネマート心斎橋などで順次公開される予定だ。

さらに、9月9日からはアジアの映画に特化した動画配信サービス「おうちでCinem@rt」で先行配信される予定だ。今から楽しみにしているファンも多いことだろう。

文＝大地 康