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現役塾講師が伝授! 中学の「社会の定期テスト」で高得点を取るコツ3つ

  • 2015.10.1
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【ママからのご相談】

中学生の子どもがいます。定期テストの社会の点数がなかなか上がらず、本人が苦戦しています。もともと社会が嫌いなわけではなく、学校の授業もキレイにノートにまとめていますし、学校の提出物もきちんと出していますが、 テストになると答えられなくなってしまうようです。どのようなアドバイスをするべきでしょうか。

●A. 問題演習の繰り返しが大切です。

こんにちは。現役塾講師の福嶺美優です。ご相談いただきありがとうございます。

塾講師をしておりますと、ノートへのまとめはとてもキレイにしているけれど、そこに時間を使ってしまい問題の演習に時間を割けなくなってしまうお子様は多くみられます。

ノートにキレイにまとめることも流れを知るために大切なことですが、それだけでは問題として出されたときに答えることが難しいのも事実。そこで今回は、社会の定期テストで点数を上げるコツをご紹介します。

●社会の定期テストの点数を上げるコツ3つ

●(1)学校から配布された問題集で予習復習を行う

まず定期テストでもっとも先生が参考にするのが、学校から配布する問題集です。この問題集を使用し、授業の前後に予習復習を行い、重要な基本語句を押さえておきましょう。

心理学科教授の斉藤勇さんは、著書『図説心理学入門』の中で、

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まったく思い出せないと思っている場合でも、再度記憶させてみると、最初の記憶の効果が残っていて、初めのときよりも簡単に覚えられることがある

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と言っています。何度も繰り返し重要語句に触れ、同じ問題を解くことで記憶への定着を図ることができます。

●(2)学校の授業の板書やプリントを見直す

問題集だけではなく、学校の先生は“いかに学校の授業を集中して聞いていたか”を確認するために、板書や配布したプリントから問題を出すことも多いもの。提出物や教科書はもちろんのこと、授業プリントや板書の細かい部分まで漏れなく見直しをしておくことが大切です。

●(3)他の問題集で、さまざまな出題パターンに慣れる

1つの重要語句に対して、問題はさまざまなパターンで出題されるもの。それに対応し高得点を狙うためには、学校の問題集だけでは演習量が不十分です。市販の教材を購入し、繰り返し説いてみましょう。その際は一度解いて満足してしまうのではなく、必ず間違えた問題を正解するまで繰り返し解き、定着を図りましょう。

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社会は対策のコツさえ押さえてしまえば、高得点が狙える教科です。繰り返しの問題演習が、テストでの点数につながります。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】

・『図説心理学入門』斉藤勇・著

●ライター/福嶺美優(現役塾講師)

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